去年、初めて気づいたユウシュンラン、ことしも無事に咲きました。
たった1株です。
ハトランみたいですね。
羽を大きく開いて飛んでるみたい。
白い花でもギンランは横向きに咲いて、しかも半開です。
これはどうでしょう。
上向きに咲いて全開してます。
丈も20㌢足らずと小さい。
次に葉を見ましょう。
1枚だけちゃんとしてますが、残りはさや状で小さい。
退化してるんです。
その分、ラン菌への依存度を高めている。
基部には苞葉がありました。
一度、撮影してから自然観察園に戻って図鑑で確認しました。
さらに唇弁の周囲と隆起線が赤褐色になってます。
他にもないのか探しましたが見つかりません。
レンジャーさんに聞いたら、これ1株だけだそうです。
高尾山でも見られるらしいが場所は知りません。
八王子の長池公園の近くに10数株確認できたところがあるそうです。
小平の東京都薬用植物園の雑木林の奥にもあるそうです。
ユウシュンは発見者の植物学者工藤祐舜さんの名前。
ギンランの変種の扱いです。
早くもキンランが10株近く咲いてます。
去年より2週間くらい早い。
キンランの声を聞けば浅間山公園のムサシノキスゲも咲き出す。
「もう2、3株咲いてますよ」とレンジャーさん。
今年のキスゲフェスティバルは5月5、6日と12、13日。
「去年は後半が良かったけど、今年は前半の方が見頃かもしれませんね」とレンジャーさん。