去年、初めて気づいたユウシュンラン、ことしも無事に咲きました。

たった1株です。

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ハトランみたいですね。

羽を大きく開いて飛んでるみたい。

白い花でもギンランは横向きに咲いて、しかも半開です。

これはどうでしょう。

上向きに咲いて全開してます。

丈も20㌢足らずと小さい。

Img_1173_2次に葉を見ましょう。

1枚だけちゃんとしてますが、残りはさや状で小さい。

退化してるんです。

その分、ラン菌への依存度を高めている。

基部には苞葉がありました。

一度、撮影してから自然観察園に戻って図鑑で確認しました。

さらに唇弁の周囲と隆起線が赤褐色になってます。

他にもないのか探しましたが見つかりません。

レンジャーさんに聞いたら、これ1株だけだそうです。

高尾山でも見られるらしいが場所は知りません。

八王子の長池公園の近くに10数株確認できたところがあるそうです。

小平の東京都薬用植物園の雑木林の奥にもあるそうです。

ユウシュンは発見者の植物学者工藤祐舜さんの名前。

ギンランの変種の扱いです。

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早くもキンランが10株近く咲いてます。

去年より2週間くらい早い。

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キンランの声を聞けば浅間山公園のムサシノキスゲも咲き出す。

「もう2、3株咲いてますよ」とレンジャーさん。

今年のキスゲフェスティバルは5月5、6日と12、13日。

「去年は後半が良かったけど、今年は前半の方が見頃かもしれませんね」とレンジャーさん。