昨夜、2018ワールドカップロシア大会(W杯)
で、グループHで日本(61位)はポーランド(
8位)と対戦することなる。
 
これまで日本は、初戦でコロンビア代表を2-1
で下し、日本代表にとって2010年の南アフリ
カ大会以来となる南米のチームから挙げた白星
であった(6月19日)。グループ第2戦はセネ
ガルと対戦し、2-2の引き分けで勝ち点1を獲
得。
日本は、決勝トーナメント進出をかけての大事
な第3戦の試合となった。相手のポーランドは
最下位が確定したとはいえ、ライドをかけた
戦いだった。
 
ー日本対ポーランド戦の試合ー
西野朗監督は、進出とそのあとを考えてのチー
ム編成からか、6人の先発選手を変更して試合
にのぞむ。日本は、前半を0-0で終わった。
 
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後半に入り59分にポーランドは、フリーキック
から、ゴールし、日本は0-1とされた。
このあと、日本は攻めるが、決定打がないなか、
ポーランドのカウンターで危く点を入れられそう
になったりし、後半残り少ない時間になった。
 
同時刻の日本と同じH組でのセネガル・コロン
ア戦があり、セネガルの結果しだいで日本が
決勝進出できるかで決まる試合だった。
コロンビアがセネガルに1点リードの経過がは
いる。セネガルが負けると、勝ち数、負け数、
引き分けのも同じだが、勝敗を分けるのがセネ
ガルとの警告の数では、日本がセネガルより上
位となり、決勝進出が決まる。
 
日本対ポーランド戦中、この(セネガルの)情
報がはいる。積極的にゴールをせめると、カウ
ンターがあり、ポーランドに追加点がはいる。
勝たなくてはならない。
監督は、選手交代で長谷部をピッチにいれて、
コートの中央付近でパスまわしがはじまった。
この間、約10分ほど、会場からブーイングあり
相手ゴールを攻める姿はまったく見られずに試
合は0-1で敗れ終了した。
 
結果、日本はポーランドに敗れ、1勝1分け1
敗となった。一方コロンビア戦で敗れたセネガ
ルは日本と同じく1勝1分け1敗となり、警
数(フェアプレーポイント)がすくない日本が
うわまり2位となり、決勝進出となる。
 
ー海外メディアの評価ー
海外のひとは、この試合をどうみたか。
(ガーディアン)
「日本はポーランドに敗れたにもかかわらず、
ベスト16へこっそり忍び込んだ。」
(BBC解説者)
「最後の10分は恥ずかしい展開、ワールドカ
ップでは見たくなかったし、茶番だよ」
(ワシントン・ポスト)
「日本は最後の10分、とかく保守的なプレー
を見せた。それは醜いものだったが、効果は
あった。」
(スポータルコリア)
「ブーイングのなかでも時間稼ぎ、プライド
を捨てた日本の16強」
 
ー「究極の選択」ー
試合終了の笛がなるまで、「これでいいのか」
と思った。
時間かせぎの監督の「究極の選択」だった思う。
遅延行為があるとイエローカードがでるようだ
が、パス回しは、ルールでは許される範囲だっ
たのだろう。
 
ー「究極の選択」の西野朗監督のコメントー
『勝ち上がるなかで、攻略的なところなので、
選手も本意ではないとおもうんですけど、こ
ういう形も成長していく中でのひとつ』、
『ここまでは、今までもあるので、これから
強いチャレンジをもって入っていきたい』
 
ー「究極の選択」と長谷部誠選手のコメントー
『最後にはすこしみてくれた方々にはもどか
しいサッカーになってしまったけど、これが
勝負の世界なんでつぎのベスト16も日本の力
をあわせて戦いたい。』
 
ー「究極の選択」と本田圭佑選手のコメントー
『思い切った采配であることは間違いない。
監督が次を見越したうえで、しかも結果を出
しにいくうえで、このリスクをとったと考え
ている。予選突破できたうえでは最高の采配
だったのではないか』
 
ー「究極の選択」とW杯ー
決勝トーナメント進出のための時間稼ぎは、
(フェアプレーポイント)の規定を活かした
監督の「究極の選択」だったようだ。
ところで、監督はじめ選手の表情がさえない
のが不思議だ。
サッカーファンや選手のためにも、(フェ
アプレー)で戦わざるを得ないルールができ
ないだろうかと思った。
 
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6月25日