今日のゴルフ。
3度目の正直で、延びた本日のゴルフ。
上之郷ICで降り、神社を右に見て左折、
道なりに右へ道をとると、泉南パブリ
ックコースがある。
ゴルフ場から、関西国際空港の対岸
のゲートタワービルが見える。
各ホールは、フェアウエイが広く、
多くの樹々で縁どられている。
もとは、隣りの泉南ゴルフ場のひとつ
のコースとしてつくられたそうだ。
世の中、思いも浮かばないことがある
ものだ。
藤の花が咲く時季が過ぎているはずな
のだが、フロント前の練習グリーンそ
ばで藤の花が咲いていた。
昨日、司馬遼太郎の小説「俄(にわか)
ー浪華遊侠伝ー」を読んだ月江寺では、
「世の中、思いも浮かばないことがあ
るものだ」にはじまり、月江寺の藤見
をもとに物語が展開していた。
ゴルフもしかりで、思いも浮かばない
ことがあるものだ。
コースは9ホールで、ふたつのグリー
ン、OUT左、IN右がありる。
INで、二度左グリーンにボールを打っ
てしまった。
そのひとつ、3番左ドッグレッグのパ
ー4、(OUT、INともにドライバー
で)ポール左狙いのエンジョイゴルフ
で、ベストポジション。
ところが、アプローチでチョロするな
ど四苦八苦(乗用カート72)であった。
おまけにクラブ3本をグリーンに忘れて、
次のホールではじめて気づく。
こうして、今日のゴルフは、(思いも浮
かばないゴルフだった)と懲りずにゴル
フを楽しんでいる。
ゴルフのかえり、帰路の道沿いに、藤の
樹がたくさんあり、咲く花の藤見をしな
がら通った。(懲りずに)で、はっと思
った。
司馬遼太郎は「月江寺」の『藤見』は、
「不死身(フジミ)」に懸けていると。
泉南パブリックコース(大阪府泉南市新家)