9歳の子がこの映画をみたいという
アニメ映画「インサイドヘッド」を
4歳(幼稚園)になる弟と一緒に3
人で観ました。
「インサイドヘッド」(原題INSIDE
OUT)は、11歳の少年(ライリー)
がアメリカのミネソタからサンフランシ
スコに転校。
この転校で、少年は暮らした故郷の友だ
ちを想い、ミネソタにひとりで戻ろうと
する。
家をとび出したライリーだが、父母のも
とへ駈けつける少年の物語でした。
11歳の少年が葛藤するライリーのインサイドヘッド
この映画を4歳の子がおもしろかった
というように、アニメは、ライリーの
心の世界を、思い出の家族の館や空想
の城などを象徴した画面を、物語の展
開に沿い、幾つも登場し、見せてくれ
ます。現実とかけ離れた綺麗な映像で、
記憶の世界をえがいています。
9歳の女の子は、「悲しみ」さんと
「よろこび」さんが、次から次へと
いろいろなところへいくのがおもし
ろかったと言う。
ライリーをコントロールするヨロコビ、
カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビリビリ
紆余曲折あった結果、悲しみさんと
喜びさんが、ヘッド(頭)の指令室
にinsaideします。
これまで喜びさんが、「もっと、楽
しく受け止めて」、「悲観しないで
、前向きにたのしく」と言っていた
のですが、
代わって、悲しみさんが、操作した
とき、少年は自分が故郷を離れ「悲
しかった」と伝え、「おとうさんも
そうだったよ」と父は言い、家族3
人がだきあいました。
家族には、かなしみもあり、その悲
しみをともにわかちあうのが家族な
んだと思えました。
観客は小学校5、6年生(11、12歳)
ぐらいが多く、ライリーと同じ年頃で、
親から離れてここにきた子どもたちで
す。
まさに、これまで違った心の変化を
むかえたライリーたちです。
9歳の女の子は、どのような想いで、
このアニメ「インサイドヘッド」を
ずっとみていたのかとなと思った。
7月17日