テレビで甲子園球場の第一試合を
観戦した。
全国選抜高校野球大会の2日目第
一試合が和歌山の桐蔭高校と愛媛
の今治西高校だった。
 
 
 
この大会は、第86回になり和歌山
の桐蔭高校は、21世紀枠として、
子園に出場できた53年ぶりの出場チ
ーム。
今治西高校は、4年ぶり13回目の出
場で、秋の県大会でも優勝してきた
チ-ム。
 
53年前、彼女が和歌山の桐蔭高校に
合格した年。
昭和37(1962)年の春、桐蔭高
校野球部は甲子園に出場し、決勝ま
で進出し、浪商に1対0で敗れ、準
優勝を果たした。
昭和39年当時の野球部員は24人
だった。
 
イメージ 1
 
和歌山県立桐蔭高校
 
テレビの前で、ふたりは桐蔭高校
の試合を応援した。
ただコールドゲームにならないで、
9回まで、何とか頑張ってほしい
思いでの観戦だった。
 
 
イメージ 4
 
1回の表。いきなり、今治西高校
に2点いれられ、これから先どう
なるかと不安よぎった。
2回で同点になった。
8回まで、なんとか7対3ともち
こたえた。
9回表、思わぬことが桐蔭に起こ
った。一転してエラー、デッドボ
ールで4点入れられ、あわせて11
得点となる。
 
9回裏、桐蔭最後の攻撃。
今度、今治西にも予期せぬことが
あった。
制球力に苦しんでいた相手の投手
は、ファボールの連続で、投手交
代となる。結果、3点が入り、
11対7の4得点差で試合は終了。
 
試合が終わり、桐蔭高校の生徒は
涙を流していたが、強敵相手に9
回までよく奮戦し、活気があった。
 
大会に出場できた経験を今後に生
かしてもらえばと思う。
今治西高校は、どの選手にも笑顔
がなく、試合内容に満足できなか
ったようだが、次には、自分たち
らしさを出せるようにと願う
 
このたび、桐蔭高校が甲子園に出
場できたおかげで、高校野球をひ
さしぶりに観戦することになった。
野球は、想像もできない展開が起
こり、先を読み切れないところに
面白さがあるようだ。
 
 
「21世紀枠」
「21世紀枠」は、全国のなから
3校選ばれており、今回(第86
回)も、愛知(豊橋工業高校)と、
愛媛の松山東高校の県立高校が選
ばれている。
地区ごとに1校を選び、ついで、
9地区から3校、他校の模範、困
難克服など選考基準があり、桐蔭
高校は、進学校で、野球部の創部
が古く、和歌山中学校のときに第
1回大会(大正14年)で優勝し、
その後も学業と部活動の両立して
いるということで、推薦枠にはい
ったようだ。
 
イメージ 2
 
 
イメージ 3
 
 
3月21日