今日から大相撲秋場所が始まった。
兵庫県西宮市の越木岩神社では、
子どもの成長を祈願して「泣き相
撲」がある。
 
1、2歳の子どもを対象にした年
に一度の泣き相撲を観戦するため
大阪から出かけた。
 
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大阪南部の熊取から越木岩神社まで
約2時間。9時頃に着いた。
大阪駅より阪急電車を利用し、梅田
(神戸本線)より「夙川」で、乗り
換え(甲陽線)て1駅の「苦楽園口」
で下車し、坂道が急なのでタクシー
を利用したが、「夙川」駅前より越
木岩神社まで無料バスが出ている。
 
 
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越木岩神社
越木岩神社の境内に入ると、子どもの
泣き声が聞こえてくる。
受付を済ました後。まわしを選んで
子どもにまわしをしめることになる。
 
 
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こどもは1歳で、裸になってまわしを
つける時からすでに泣いている。
このあと祈祷していただき、土俵のあ
る境内の下の方に降りてゆく。
 
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4人の子どもの名前が呼ばれる。
子どもは、まわしをしめた大人の
ひとに抱かれて土俵にあがる。
土俵上での4人の子ども力士はす
でに皆泣いている。
軍配があがり、左右に高く幾度か
あげてもらい、「勝負あずかり」
で、土俵にやっと降りることが
できた子ども力士。
 
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このあと、お家の人に戻してもらい、
ひと息して泣きやむ。
相撲を終えた子らは、境内にある御
輿や地車を背にして家族と一緒に、
この日を記念して写真を撮ってもら
っている。
また、横綱白鵬の手形がある色紙に
子どもの手形をつけ、その色紙をも
らって帰ってゆく。
 
今日は岸和田のだんじり祭りはじめ、
各地でいろいろな祭りの催しがあた
あったが、あいにくの雨の祭りとな
ったのではないだろうか。
越木岩神社では、午前中雨が降るこ
となく、土俵で大泣きする子どもた
ちの声を聞くことができた。
泣き相撲のあと、神社の拝殿の奥に
あるこしき岩に、子どもの無事成長
を願い参拝した。
 
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本殿の裏にある高さ10m周囲30mの古くからある「甑岩(こしきいわ)」
 
 
6月3日