先日ヒラメ狙いで鳴門へ釣行した際、赤色の針をいくつか試してみました。
それが奏効したのかどうかは定かではありませんが、序盤にシルバーの針でヒラメを2枚釣り上げた後、赤針に替えて7枚ゲットと釣果を伸ばすことができました。
しかも、ええとこに掛かっていました。
一緒に釣行した友人にも「良ければ使ってみて」と、私が用意していた赤針を結んだエダスを乗船前に渡しておいたのですが、結果的に彼の釣果は、すべてその赤針で釣り上げたものでした。
「赤針が有効かどうか」「有効ならばそれは何故か」については諸説あります。
さらに有効説の理由は大きく2つに分かれます。
ひとつは、「赤は魚のエラの色で、フィッシュイーターの捕食本能を刺激する」などと、魚が視覚で捉えることで効果ありとする説。
もうひとつは、「赤針は海中で太陽光の反射を受け難く、魚から見て針の存在を消す効果がある」などと、魚から見えにくいので効果ありとする説です。
後者の説に関しては、「晴天時が特に効果的」という体験談もネット検索すると見つかります。
私は、後者の説が有力と考えています。
水深が増すほど赤針は見えにくいということになり、底物系の針に赤色が多いのも頷けます。
ヒラメに関しても、水中動画で捕食シーンを見ていると、ヒラメはベイトを凝視し、狙いすまして襲いかかることが分かります。
それだけに不自然なものや違和感のあるものを嫌う傾向があると考えられます。
私が釣具店でヒラメ用に関心を持った赤針は以下。
①金龍「角セイゴ18号」
メーカーによると「特異なフトコロ形状で活餌を確実にキープし、魚のバレ防止効果も高く、外向きの針先で早掛かりを重視」としている。
②がまかつ「プロヒラメ17号」
イケ先が真っすぐなストレートポイント形状で、針の貫通性と掛かりが良さそう。
③SASAME「真鯛赤ケイムラ13号」
赤色+ケイムラで魚を誘う効果があるかもしれない。
④ヤイバ「喰わせ真鯛12号」
針先が鋭く刺さりやすい点に加え、訛りにくい耐久性能が特徴。
引続き、これらの針を使ってみたいと思います。