下記、YAHOO ! ニュース 様 より引用させていただきました。

ありがとうございます。



家での転倒、どう防ぐ こまめに動き転ばぬ体づくりを

クールな二枚目としてドラマや舞台で活躍した俳優の細川俊之さん(享年70)が14日、自宅の居間で転倒し、頭部打撲による急性硬膜下血腫で死亡した。昨 年9月には俳優の谷啓さん(享年78)がやはり自宅の階段から転落し、脳挫傷で亡くなった。高齢者の事故の8割以上は転倒・転落で、死亡したり、寝たきり や要介護になるなどその後の生活に大きな支障となることも少なくない。転倒を防ぐための注意点を専門家に聞いた。

◆自分の体を認識

 厚生労働省の人口動態統計によると、平成21年に家庭内の転倒・転落事故で亡くなったのは2676人。その8割が65歳以上の高齢者だ。

 高齢者は足腰やバランス感覚が衰え、以前はつまずかなかったわずかな段差にもつまずくようになる。また、若い頃は転んだ反射で手が出て頭部や顔面を守ろ うとするが、高齢になると、その手が出なくなる。そのため、電化製品などのコードや敷居、布団など、部屋の中の慣れている場所でもわずかな段差で転倒する 危険が高くなる。

 「転倒は、『立つ・歩く・またぐ・昇って降りる』など日常の移動動作ができないくらい身体が弱ったり、健康状態にひずみをきたしたりした結果、起こる。 つまり、転倒するのは転ぶくらい身体が弱っているためなんです」。こう話すのは、転倒予防医学研究会世話人代表で東京大学大学院の武藤芳照教授(身体教育学)。

 70歳は高齢者とはいえ、まだまだ元気で活躍できる年齢。細川さんも昨年12月まで教授を務める大阪芸術大学で講義を行っていた。武藤教授は「転ぶに至 るまでには、運動不足や生活習慣、加齢による体の機能の低下が原因としてある。運動会で転ぶ大人が多いのと同じで、自分の体の機能を正しく認識していない と転びやすい」と解説する。

 加齢だけでなく、病気や薬の服用も転びやすさと関係する。一般的に、パーキンソン病や脳梗塞などの脳神経系の病気や、薬を5種類以上飲んでいる人は転び やすいという。細川さんは生前、脳内出血の治療経験や糖尿病であることを明らかにしており、これらの病気や治療のための薬の服用で転びやすくなっていた可能性もある。

 ◆「ぬ・か・づけ」に注意

 転ばないためにはどうすればいいのか。

 「まずは自分の体がどのように変化しているのかを知り、それに応じた転ばない体を作ること」と武藤教授。

 自分の脚力やバランス能力の衰えを知る目安となるのが、片足立ちがしっかりできているかという点。着替えや浴槽の出入りのとき、ふらついたりどこかにつ かまったりするようなら要注意だ。これらの動作のとき、「今、片足で立っている」としっかり意識することで脚力やバランス能力の訓練になる。買い物に行く など歩くときは、しっかり前を向き、後ろ足のつま先で地面をけって、かかとから着く歩き方をするよう意識する。

 また、日常生活の中で転びにくい環境作りをすることも大切だ。ぬれていたり、床の上に物が散乱したりしている場所は、滑ったり、つまずいたりして転びやすい。

 こうした点から、転倒予防医学研究会では「『ぬ・か・づけ(ぬれているところ、階段・段差、片づけていない部屋)』は転びやすいので要注意」との標語を作成、高齢者や家族に注意を呼びかけている。

 武藤教授は「転ばない体を作るには、普段の生活の中でこまめに動くことが大事。たとえ転んでもおしまいと考えないで。七転び八起きで、転んでも起きればいいのだから」とアドバイスしている。

KAZU の 『胸ぐらをつかむな! 心をつかめ!! 』





有料老人ホームへの入居相談を日々お受けするなかで、

転倒 ⇒ 骨折 ⇒ 入院 ⇒ 有料老人ホーム等への施設入居・・・

と、なられるケースが非常に多い。


亡くなった私の母方の祖母も、まさに同じケースであった。

70歳を過ぎても孫たちとアウトドアを興じていた、年齢以上に元気であった祖母が

転倒 ⇒ 骨折 により、体力と気力が一気に衰えていった。


事故を防ぐためにも、

少しでも長く、ともに生きられるためにも・・・


上記記事、

是非とも、大切な方と一緒に御覧になっていただきたい・・・・・






KAZU の 『胸ぐらをつかむな! 心をつかめ!! 』 border=