以下、yomi Dr. 様より抜粋させていただきました。

ありがとうございます。



[全国有料老人ホーム調査から] 楽しみ 足湯、食事…癒やす工夫

食事や風呂を充実させたり、様々なレクリエーションを行ったりなど、有料老人ホームでは、高齢者が暮らしを楽しめるような様々な工夫を凝らしている。特色を打ち出し、急増するホーム間の競争に打ち勝つ狙いもある。(飯田祐子、写真も)

 「(名古屋の繁華街の)大須も最近は、若い人が増えたわね」「お祭りの時、サンバのダンサーが踊ってたのよ。かっこよかったわ」

 お年寄りが並んでお湯に足を浸し、ボイラーで焼いたサツマイモをほおばりながら、おしゃべりが弾む。

 名古屋市の有料老人ホーム「サニーベイルイン鳴海」では、毎週火曜日、入居者が中庭に集まり、「足湯」を楽しむ。

 4年前、職員が提案し、福島鈴徳施設長がほとんど一人で手作りした。業務用の大きな水槽にボイラーと浄水装置をつなぎ、ブロックと木材で作った台で囲んだ。雨の日に備えて屋根を付け、回転する座いすを利用して車いすの人も安全に入れるようにしたのも特長だ。

 入居している田内●一(としかず)さん(88)は、「普段、話す機会のない人と知り合う場になっている。血行が促されるおかげで、体調も良い」と話す。(●は金へんに才)


読売新聞社の全国調査では、ほかにも天然温泉や、露天風呂をアピールする記述が複数あった。

 「うちは、何と言っても食事が自慢」と話すのは、静岡市の「庵原屋(いはらや)日和館(ひよりかん)」 の鈴木敏博社長だ。港町・清水で100年以上続いた老舗料亭だったが、2006年、有料老人ホームに衣替えした。建て替え工事中に、仲居たちは、ホームヘ ルパーの資格を取得。料亭の料理長を務めていた男性が、県内のほかのホームで8か月間修業し、高齢者向けの味付けや調理法を学んだ。

 四季折々の料理が、料亭でも使われていた美濃や有田の焼き物に盛りつけられ、テーブルに並ぶ。平均的なホームに比べ、食費は高めだが、入居者は、「年寄りの口にあう味付けで、安心して食べられる」(87歳の女性)と満足そうだ。

 入居者と職員が敷地内の菜園で育てた野菜で料理を作り、園芸療法と食事の満足度向上の一挙両得を狙う取り組みもあった。

  女性のおしゃれ心をくすぐるサービスも人気だ。「エクセルシオール秦野」(神奈川県秦野市)では、美容師の免許を持つエステティシャンがホームを訪れ、入 居者に顔のマッサージやヘアカット、化粧などを施す。アロマセラピストの経験がある職員が毎週、アロマオイルを使ってハンドマッサージも行っている。

  千葉市の「アビタシオン千葉」では、小型犬や猫と一緒に暮らすことができる。居室のドアにペットが自由に行き来できる小さなくぐり戸が設けられており、屋 外には、犬が自由に走り回れるドッグランがある。ペットとともに入居できる所はまだ少ないが、動物好きの入居者のために、ホーム側が犬や猫などを飼うケー スは増えている。

 要介護者向けに、楽しみながら心身のリハビリを行う活動も多彩だ。簡単な計算や漢字の書き取りで認知症の予防・改善を目指す学習療法や、音楽療法のほか、かんだりのみ込んだりする力を鍛える口腔(こうくう)体操などがある。





皆様にとって大切なことは、

有料老人ホームという物件を購入するのではなく

有料老人ホームにて提供されるサービスを購入するということ。


豪華な設備に頼らずとも

従業員の創意工夫により

提供されるサービスは生まれ変わる。


様々な理由にて入居者様も従業員も入れ替わるが、

良い意味での新陳代謝を経て

全ての入居者様それぞれが、

その方に合った愉しみのレパートリーが増えていくことに

期待したい。





KAZU の 『なんでやねん!? 関東平野!!』