以下、 CB news 様より引用させていただきました。

ありがとうございます。



消防法令違反、未届け施設の割合高く-消防庁調査

消防庁は9月16日、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、障害者支援施設など、入所系の社会福祉施設などを対象に行った防火対策に係る調査の結果を公表し た。未届けの有料老人ホームにおける消防法の違反率が、入所系の社会福祉施設など全体の違反率と比べて軒並み高いことが分かった。
 調査は群馬県渋川市の未届け施設で起こった火災を受けて、今年3月下旬から、入所系の社会福祉施設など4万9809施設を対象に実施したもの。その結果、 6.4%の施設でスプリンクラー設備に関する違反があった。自動火災報知設備では3.3%、消防訓練の実施では14.3%の施設で違反があった。 
  一方、消防庁が6月18日に公表した、未届けの有料老人ホーム446施設における消防法違反の状況に関する調査結果によると、スプリンクラー設備に関する 違反があった施設は14.6%。自動火災報知設備に関する違反は11.2%、消防訓練の実施に関する違反は65.8%の施設であった。
 スプリンクラー設備では、未届け施設の違反率が入所系施設全体の2倍強、自動火災報知設備では3倍強で、消防訓練の実施では4倍強だった。
 消防庁では、未届け施設の実態を消防庁でもきちんと把握していなかったことや、施設側も消防の指導を受けたことがなく、「(法令に対する)認識がなかった」ことが背景にあるとの見方を示している。
 消防庁では、違反があった施設への指導を進めているが、スプリンクラーの設置などには費用がかかるため、違反状況の解消には「ある程度時間がかかる」としている。また、違反があった施設の状況について、10月末までに追跡調査を行う予定だという。




未届けの施設は現状把握が難しく

未届けの施設には消防法や介護サービスに於いての

「監査」 が行われていないのが現状である。


では何故、未届けの施設が存在するのか。


① 当初の開業時(届け出が不要)を経て、その後規模が拡大し

   そのまま届け出の必要性自体の認識が無かった。

② 設置申請の必要性を把握しながら

   身勝手な運営上の理由から、届け出を怠っていた。


それでは、

①が許されて②は許されないのか?


もちろん、双方とも許されない。

人の命を預かる 「特別な」 サービス業という認識の欠如が目に余る。


何を守るのか。


法令?

経営?


目の前の弱者を救いたいという気持ちを如何に持っていても

救おうとする側が、

最低限、人の命を守る環境を整備出来ない弱者であれば

それらはすべて、偽善である。


身を粉にしてでも家族を守り抜く。というようなチカラ技は

ここでは通用しない。




KAZU の 『なんでやねん!? 関東平野!!』