以下、CB news 様より引用させていただきました。

ありがとうございます。



英国に学ぶ「介護者支援」―権利確立と支援体制構築を

 「日本では、介護者支援の必要性が少しずつ議論されるようになっている。しかし、まだ政策課題にはなっていないのではないか」―。岩手県立大社会福祉学部講師の渡辺道代さんは8月19日、英国での介護者支援をテーマに講演し、こう述べた。渡辺さんは、英国では介護者支援の根拠となる法律が制定されており、支援団体の活動も活発だが、日本では支援がほとんどないのが実情だと指摘した。
 特定非営利活動法人(NPO法人)介護者サポートネットワークセンター・アラジンが開いた研修会で語った。  渡辺さんによると、英国では、介護者の役割を認めた法律が1995年に制定され、介護者にアセスメント請求権が認められた。さらにその後の法整備で、介護者への直接的なサービスの給付が始まり、アセスメント請求権について介護者に説明することを自治体に義務付けるなど、介護者支援が「法制化されている」と説明した。
 渡辺さんによると、英国では民間の支援団体や王室系の介護者支援センターの活動も活発で、相談受け付けや情報提供、カウンセリング、レスパイトサービス、若年介護者支援などが行われている。渡辺さんは、昨年訪ねたロンドン市内の介護者支援センターを紹介。介護者がいつでも気軽に立ち寄り、インスタントコーヒーや市販のクッキーを口にしながら、おしゃべりを楽しめるといい、「こうした場を持つことに意味がある」というセンターのスタッフの言葉も紹介した。
 日本での介護者支援の状況については、「市町村の『任意事業』として位置付けられているため、『(介護者支援は)やらなくてもいいもの』ととらえられがち」と指摘。しかし実際には、介護者の問題は要介護者の虐待につながる可能性もはらんでいると強調した。このほか、介護者への経済的保障の欠如や介護終了後の自殺、就労困難などの問題も挙げ、「介護者の権利の確立と支援体制の構築」が重要だと訴えた。



ご家族を愛するが故に真剣に取り組み

ときには、自らの社会参加さえも犠牲にせざるを得ない

美しくも厳しい在宅介護。


「介護者(介護をする方)の皆様への支援。」


要介護者様の施設入居以外にも デイサービス、ショート・ミドルステイ等、

それぞれの手段がございます。


しかし、日本人の国民性とでも申しましょうか・・・

海外の様な法制化以前に、

介護者様の自己犠牲及び孤立化が目立つ昨今でございます。


介護の成立とは・・・

介護者様と要介護者様の双方の尊重が有ってこそではないでしょうか。


何よりも強い愛情をもって介護に取り組むのも

「 勇気 」


双方の尊重を考え、介護を託す決断も

「 勇気 」



「大切なもの」
を守るために

苦しい時には、今いちど考えてみては如何でしょうか・・・





佐藤 一司 の 『介護の相談 ワタシにおまかせ!!』





KAZU の 『なんでやねん!? 関東平野!!』