感想書くのを忘れて日々が過ぎていました。

やっぱり楽しー‼️の一言。

皆さんめちゃくちゃ素晴らしかったのですが、特に印象に残った出演者について。


・ダニー(真風涼帆さん)
優しいダニーで素敵。
ラスティとの新曲めちゃ良かったです。

・テス(星風まどかさん)
かわいかった❤️

・ラスティ(芹香斗亜さん)
ジョンソン先生最高過ぎ。

・ライナス(和希そらさん)
親父と比較するのは止めてくれ!ひねくれライナスがかわいすぎ。
Mr.ピックポケットの歌とダンスが最高にかっこよかった。
JUMPの歌の場面での葛藤と、よし皆と跳んでみるぞ!と決心するところはいつも感動。
いざ行動してみたら、なんだか危険な役回りを回され、初心者なんだー!とジタバタしてみる末っ子な感じと、それでも何だかんだで本番が来てブツブツ言いながらやるしかない感じが、すごく懐かしかった。あんな経験している人少なくないのでは?
ライナスはかなり感情移入できた人でした。

・フランク(澄輝さやとさん)
あっきーめちゃくちゃかっこよかった。フランクの時も良かったし、なんといっても大階段からの群舞での表情がめちゃくちゃかっこよかった‼️妖しげに口角を上げて客席を見ていたのが凄く印象的でした。
ロイヤルあっきーのイメージを最後に覆された!宙組からあっきーがいなくなるのがさみしいです。卒業おめでとうございます。

・イエン(秋音光さん)
中国ゴマが上手。あとかわいくて好き。

・バシャー(蒼羽りくさん)
ダンスが素敵でした。やはり上手ですね。手品のトリック担当で、登場も華やかで良かったです。りくくんの卒業もさみしいです。卒業おめでとうございます。

・ダイアナ(純矢ちとせさん)
前にも書きましたが、最高でした‼️インパクト抜群で、テスの対極にいる人というイメージがピッタリ当てはまっていました。
卒業寂しすぎます。卒業おめでとうございますって言いたくないですっ!
でも、最高の感謝を込めておめでとうございます‼️お疲れ様でした。

・ベネディクト(桜木みなとさん)
めちゃ良かった!2回目に見た時の方が威力が増してて、めちゃベネディクトでした!ずんちゃん凄い!
この役をやった紅さんも言われていましたが、VS11メンバーなので、1VS11の役。それはそれは凄まじいエネルギーがいるとのこと。
それを思って見ていましたが、しっかり対峙していて、物語のバランスが凄く良かったと感じました!歌も上手ですし、本当に素晴らしかったです!



⬛️心に響くもの
オーシャンズ11は、法を犯している11メンバーをどうこう言う作品では全くない。
この話のいいところは、誰しもが登場人物の誰かのエピソードに少なからず共感できる(のではないか)というところだと思います。
例えそれがベネディクト側の人物であろうと。

また、ヒーロー物とは違い、仲間の良いところを取り入れて皆で立ち向かっていくチームワークを疑似体験できるところも、非常にカタルシスを得られると思うのです。

法律スレスレでやっているベネディクトと、法律を犯しまくっている11メンバー。
ベネディクトは子分はいれど仲間はおらず、自分一人でやっている。それはそれで頭が良くてめちゃくちゃ凄い人だと思います。
それに対して11メンバーは仲間の力を使って協力してベネディクトに挑む。
大人になり社会で生きるようになると、大きな力に屈してしまいがちなことも沢山あります。

私がライナスの境遇に共感できるのは、日頃自分自身に何らかの理由をつけてあきらめてしまっているからかもしれません。
そんな私に舞台上からのJUMP!ネバーギブアップ!の歌がとても響くのです。
そして登場人物誰もがチャレンジしていく姿にも。

ひとりでは越えられない大きな壁。皆とだから越えられる壁。

完璧なヒーローでなくていい。弱さがあっていい。苦手なことがあるなんて当たり前。お互いの凸凹を補い合って越えていこう!
支えあい励まし合う登場人物達に投影することで、人の弱さと優しさ、そして強さに気づき、欠点の中にキラリと光る強みをもってチャレンジする姿に、自分の中にもそれがきっとあるはずだと気づかせてくれる。あるいは思い出させてくれるのだと思います。

観終わった後、明日から頑張ろう!そんなことを思えるオーシャンズ11という宝塚の演目が、私は大好きです。