1 はじめに
▷ 私のこと
45歳、男、サラリーマン。22歳のときにアトピー発症。以来20年以上ステロイドを使用。
42歳のときに脱ステロイド(略して「脱ステ」)に取り組んで、第1派~第4派のリバウンドを経 て何とか完治。脱ステ開始から約3年かかって完治。
▷「脱ステ」って?
自分もそうだったけど、ステロイドの怖さを知る機会が増えて、最近脱ステをはじめる人が増えてきたと思います。ご存じのとおり、ステロイドはアトピーを完治させるための薬ではなく、症状を閉じ込めるものなので、閉じ込められたものがさらに勢いをつけた症状として出てくる。だから、ステロイドを辞めて根本原因のものを全て身体から出して完治を目指す。とてもシンプルですが、理にかなった治療だと思います。
でも、ある程度の準備と気合いが必要で、いきなり始めると身体が赤く腫れ上がって変な液が出まくって、痒い、痛いの連続。いわゆる「リバウンド」と言われてますが、これがある程度の期間続いてすごく辛い。
ある程度の期間が過ぎたら引っ込んで、治ったと思ったらまた出ての繰り返し。これを第1派とか、第2派って言われてますが、徐々に弱くはなっていくけど第何派までいくの?って感じで続いていく。身体に蓄積されたステロイドを含む悪いものを全て出し切るまで続くのですが、これがいつまで続くのか。
少なくともこういう経過を辿らなければならないことは知っておくべきだし、ひとりじゃ乗り切れないし、何かあったときに助けてくれる医者も必要だと思うし、色々準備をしてからじゃないと無理。
では、そこまでしてやる意味があるのか?と思うかもしれませんが、このままステロイドを塗り続けて徐々に強い薬に移行していくがそれでいいのか?いつまでステロイドの効果があるのか?一方で脱ステに取り組み、仮に治るとしてもいつ?おじいさんになるまで続けるの?とか色々考えた。仮にステロイドを塗った期間リバウンドが大なり小なり続き、あと40年生きるとして残り40年のうち20年は辛い思いをするのか?治るのが60歳じゃあホントにやる意味あんのか?
という感じで最初は全く現実的じゃないじゃん!って思って見向きもしませんでしたが、最終的にはステロイドの怖さを知ったり、家族にも迷惑をかけてしまう(ステロイドを塗った指で家族に触れるとその人の身体にもステロイドが入ってしまう)、っていうことを考えているうちにやるしかないか~という感じになって始めてみましたが、ホントに辛かった。でも、やってよかった。治ったから痒くないし、痛くないし、人にも見せられるし。もうステロイド使わなくていいし。
▷ このブログついて
自分がどんな生活をしていてアトピーになってしまったのか、それでどれだけ嫌だったか、脱ステとの出会い、脱ステの辛さ、治った喜びなどを、ざっくりと書いてみるので、よかったら読んでみてください。
どういう取組をすればいいかってことですが、今はいい本がたくさん出ているから、そういう本を読んで欲しいと思う。自分は、準備期間を経ずにいきなり脱ステを始めてしまい、リバウンドにびっくりして辞めてしまう、そして二度とやるもんかって思って欲しくないから、せっかくやるんだったら成功して欲しいと思うから、これから脱ステをはじめてみようかなって考えている人に少しでも役に立てばと思って書かせていただきたいと思います。
2 脱ステ前の自分の生活
▷なぜアトピーになったか・・・
記憶の中の話になってしまいますが、乳児期は粉ミルク、幼児期は甘いジュースを飲み、身体が弱く風邪をひけばすぐに病院で薬をもらって飲んでいたと思います。
小学校ではスナック菓子に甘いもの、インスタントラーメンを結構食べており、やはり身体が弱く、年中風邪をひいて薬を飲む日々。
中学校でもお菓子にインスタント食品、また、運動部に入っていたので、スポーツドリンクも。
高校でも、お菓子にインスタント食品のほか、コンビニ弁当、清涼飲料水などなど。
大学ではさらに、ファミレス、ファストフード、暴飲暴食、不規則な生活。社会人になってもその延長の食生活で、仕事のストレス、睡眠不足が追加。
ろくな食生活を送って来なかったこと+ストレスや不規則な生活のため、社会人1年目にアトピーを発症、以来20年以上ステロイドの生活。
▷ ステロイドによる治療
ステロイドを塗ったときはとにかくびっくりしたのを覚えてます。あっという間にグジュグジュがきれいに元通りに。これは魔法の薬と思い、食生活や不規則な生活を改めようとせず、困ったときはステロイド様の力を借りてその場を凌ぐ生活が続いていきました。
その間、最初は「マイルド」だったステロイドも、時の経過とともに「ストロング」「ベリーストロング」、最終的には「ストロンゲスト」というこれ以上ない強度の薬を全身に塗るハメに。
そんな生活が20年以上続き、最も強い薬も効かなくなって、さすがにヤバいと思いました。ステロイドをいくら塗ってもグジュグジュがほとんど引っ込んでくれないので、どうしたらいいのか?と思い始めたのを覚えております。
3 脱ステ前に取り組んだこと(心と身体の準備)
▷ 生活を見直すきっかけ
ちょうど自分が悩み出した頃、妻も私の症状がよい方向に向かうようにと、まずは洗濯洗剤を自然素材を使ったものに変え、少しでも痒さが解消するようにしてくれたのが最初の取組でした。
また、仕事で着るYシャツの襟が顎の下に触れ、いつも痒くて仕方がなかったので、いつもクリーニングに出していたのを辞め、家で自然素材の洗剤で洗ってくれるようにも。
その後、長女が誕生したのですが、産まれながらの乳製品アレルギーで、食事を大きく見直さなければならなくなりました。妻が必死で勉強して食事を少しずつ改善しながら、少しずつ自分たちの生活を見直していくこととなったのを覚えてます。
これまでは全く意識していなかった食品の原材料を見ると、あらゆるものに乳製品が使用されており、娘に何を食べさせればいいのか全く分かりませんでしたが、結局のところ、自然のものを自然に調理して食べる、というシンプルなことが大事なことだと気付かされました。それから妻は、前出の洗剤や食品のほか、色々なものを見直してより自然に近い形で生活することに力を注いでくれました。このことが、私のアトピーを治す第一歩だったと思います。
今になって思いますが、いきなり脱ステを始めていたら絶対に成功せず、今でも苦しんでいたのではないか。いきなりスタートしてみてゴールまで行けた人がいたら、ホントにすごいと思う。それくらい大変な作業なので、準備期間はしっかりとったほうがいいと思う。
▷ 心の準備~意識の変化と予備知識の習得
ということで本題に。まずは、心の話。
これは意図してではなく、結果的に後になって気付いたことですが、ステロイドを塗って、抗生物質を飲む治療をどう考えるか。このことが心の底から分かるまで色んなことをやって、あーでもない、こーでもないって考えてた。
結局のところ、不自然なことをしてしまっているって思えるかどうか。ステロイドって、皮膚科の先生に聞くと、本来人間が体内で作れるものだから大丈夫というようなことを言うから、何の疑いもなく使いますよね?でも、よく考えると、処方されるステロイドって自分の体内で作ったのではなくて、どこかの工場とかで作ったものですよね?しかも何から作ったかよく分からないし。
そういうものに対して不自然と思えるようになることが必要。そうでなければ辛い思いをしている期間を乗り切るのは難しい。
では、どうすればそう思えるようになるのか?たぶん、答えは1つだと思う。今の自分の生活から不自然なもの、例えば人工的な、化学物質を使ったものを一つずつ取り除いて、自然なものに変えていく作業。
自分が最初に取り組んだのは、先ほどの洗濯洗剤をはじめ、身体を洗うボディシャンプー、頭を洗うシャンプー、リンス、洗顔フォームなど、身近なところから、石油系の化学物質から自然素材に変えていった。
食べ物も娘の乳製品アレルギーを機に、食品表示をよく見るようになり、添加物が使われていないものをチョイスしたり、無農薬・無化学肥料の野菜を選んだり。着るものも化学繊維から綿、できればオーガニック綿なんかに変えたり。住むところも汚くしないでなるべくきれいに保ったり。
まずは、そうした衣・食・住を不自然⇒自然にチェンジしていき、これまでの自分の生活を見直すことになり、少しずついい方向に向かっていきました。
さらに薬への考え方も見直しました。さっきのステロイドの話もそうですが、そもそも薬って自然なものではないと思いませんか?ある物質を何かから人工的に集めて錠剤とかにしたものって、不自然だと思う。それに、人間の都合のいいところにだけ効果があって害がないって考え難い。ある症状には効くかもしれないけど、ほかのところでとんでもないリスクを負っているかもしれない。
その辺のところは那須烏山市にある七合診療所の本間先生の著書「病気にならない暮らし事典~自然派医師が実践する76の工夫」をぜひ読んで欲しいと思う。知っておくべきとこは、この一冊に全てが盛り込まれているので勧めします。
そんな感じで意識が変わってくると、人間は本来自然治癒力を持っているから、よほどのことがない限り、薬はいらないって思えてくる。事実、薬を辞めてからカゼをひきにくくなったし、以前はカゼをひくと寝込むこともありましたが、今では寝込むことがなくなりました。また、日中何故か怠くて仕事に集中できない、夜よく眠れないということが多かったのですが、今ではずいぶん改善されたと思います。
ここでのポイントは意識の変化と予備知識。これが自分のいう「心の準備」。
予備知識はそもそも自然な取組自体に興味を持たないと入って来ないので、私のようにアトピーになってしまったり、娘がアレルギーだったり、切羽詰まってこないとなかなか受け入れようとしないため、まずは意識を変えることから。それも、自然の取組の重要性や今の生活を見直すということを心から受け入れられないとダメ。そうして始めて知識を得ようと行動するものだと思います。
それには、先ほど書いたとおり、ある程度の時間が必要。それには家族の協力が欠かせなくなるので、思っているよりも時間はかかります。時間はかかるけど、確実に少しずつ意識は変わります。
自分の場合は、ずいぶん遠回りしたから、数年かかっちゃったかなという感じはします。当時は本間先生の本もなく、妻と手探りだったので。
▷ 身体の準備~弱ステによる予行演習
次にやるべきは、予行演習。
これをやるためには、脱ステを推奨しているドクターに診てもらう必要あり。もっと早い段階のほうがいいかもしれませんが、信頼できるドクターを探すことから始める必要があります。
自分は縁あって、本間先生に診てもらえてすごくラッキーでした。脱ステを推奨しておりますが、患者の気持ちをくみ取って無理に勧めることはせず、的確に意見をもらえます。いずれ脱ステに取り組むのであれば、この段階ではドクターに診て貰っていたほうがいいと思います。
それで、何をやったかというと、自分の場合は、赤ちゃんが塗るよりも薄いステロイドに変えて、様子をみたということ。それまでは相変わらず強いステロイドを塗り続けてました。
この弱いステロイドにすることを自分では勝手に「弱ステ」と言ってますが、これが結構大変だった。ストロンゲストでも効果がなくなってきているのに、激弱なものでは一気に症状が出てきて、最初は挫けそうになったのを覚えている。
特に顔が赤く腫れたのがキツかった。痒いから夜中掻いてしまい血や黄色い液体が出て、朝起きると変なふうに固まってて見た目が気持ちが悪くて。また、部屋着や布団、枕が血だらけでしょっちゅう洗濯で妻に面倒をかけたり。
起きて顔を洗うとまた湿ってきてさらに見た目気持ち悪い。そんな顔で職場に行くとみんなの目が気になるし、上司はその顔はどうしたんだって感じで言ってくる。
身体中に発心ができて、グジュグジュになって痒くて痛くて。この状態がずっと続く~言い換えるとステロイドを含めて身体にため込んだ悪いものを出し切らないと完治はないので、全てを出し切るまで辛い思いは続いていく。
その間、いくら弱いといってもステロイドを塗り続けているので、出しているのと入れているのとどっちが勝っているのか?なんて思ったり。
考えるととても辛いので、なるべく顔のことを考えないように心がけました。仕事中はとにかく忙しく、自分にできることは何でもやって時間がたつのを忘れることに徹しました。
プライベートでもストレスを溜めないように、中学から続けていたバドミントンで汗をかいて少しでも思い出さないように。この汗がポイントで、本間先生や他の代替療法(漢方とかホメオパシーとか)をやっている方も、発汗によるデトックスは重要と言ってたので、とにかく汗をかくことを心がけました。
もともと実業団でプレーしていたので、汗は年中かいていたので、さらに汗をかいて、汗から全部出すぞ!って感じで頑張りました。
確かに、運動の汗と単に暑くてかく汗ってベトベト感が違ってて、また運動の汗は臭いもキツくてデトックスレベルが違うという実感がわいてきて、さらに頑張れた。
でも、汗をかいた後のケアが重要で、結構大変。すぐにシャワーを浴びないと雑菌のせいもあるのでしょうか、すごく痒くなって大変なことになるし、シャワーも弱い水量でやさしく洗わないと患部が痛いし、タオルで拭くときも気をつけないと患部を刺激してずっと痒かったり、とても大変でした。
また、漢方で顔の赤みを和らげてもらったり、とにかく藁にもすがる思いで、思いつくことは何でも取り入れて、何とか辛さを誤魔化しながら気合いで過ごしました。
この弱ステを身をもって体感して辛さを経験する、汗をかきやすくする、ということが「身体の準備」(ある意味精神的なところも含まれますが・・・)になります。
この段階がとてもキツくて最初の壁となると思いますが、ここを超えていかないと脱ステの辛さは耐えることができません。そのため、取組始めたら絶対にあきらめないという信念を持つ必要があります。
どうしてもキツい場合は、ステロイドの濃度を段階的に落としていく方法もあるかと思いますが、その分、準備期間が長くなるので、どちらがいいのか、ドクターや家族と相談しながら決めていく必要があると思います。個人的には、この後にレベルの高い脱ステに移行し、それなりの期間辛い思いをするので、レベルを下げて時間をかけて様子をみるよりも、我慢してレベルを下げずに少しでも短い期間にするほうが得策だと思います。
4 脱ステへの移行
▷ 脱ステへの挑戦
弱ステに取り組んでちょうど1年というタイミングで、本間先生から脱ステへの移行を提案され、一瞬迷ったけど、ここでやらないとこれまでの努力が意味をなさないと思って、即決。ある程度の下地(心と身体の準備)が整った段階で移行できたので、その後の辛さを乗り越えられたのだと思います。
ここからが本番!
▷ 脱ステの辛さ
ある程度弱ステで不自然なものを出しているはずだから、そんなに厳しい展開にならないと思っていたところ、ここからがキツかった。
顔にはさらに赤い腫れが増し、さらに首から下がものすごいことに。首、鎖骨、胸、脇腹、背中、太もも、すね、ふくらはぎ、肩、腕、手の甲、指、顔以外ほとんど全体が赤く腫れ、黄色い液体が絶え間なく出続け、痒さと針を刺すような痛みが襲ってきて、ホントに辛かった。
ちょうど初夏の時期だったので、昼間は暑くて余計に痒さと痛みが増し、耐えるのに必死。
このため、昼間は今まで以上に仕事に没頭して痒み・痛みを忘れ頑張った。というより、気合いで頑張るしかなかった。帰宅後は、家族とは一緒に風呂には入らず、自分はいつも最後にシャワーのみ。
大好きなお酒も一滴も飲まず、食事もより自然なものへ。玄米、野菜、発酵食品中心。肉、魚、乳製品、砂糖はなるべく摂らず。コーヒーなどの嗜好品も一切摂らず、修行みないな感じ。
食べたいものも食べられず、飲みたいものも飲めず、いつも痒くて痛くて醜くて。辛さのトンネルから抜け出すのはいつ?という思いがいつも絶えず続く。
夜も布団に入ると痒さ、痛みが増し、なかなか寝付けず。身体を冷やして痛みを誤魔化そうと夜中裸で一晩中起きていたことも。
▷ 私を支えたもの~何のために頑張るのか?
辛さを少しでも解消しようと、代替療法であるホメオパシー(ドイツの療法)を取り入れ、少しでも汗から悪いものを出してしまおうという試みも取り入れたりしました。
そんな自分を唯一支えたのは、当時2歳の娘の存在。自分がステロイドの生活に戻ってしまうと、薬を塗った指や患部はもちろん、薬が付いた手で触ったドアやテーブルに娘が触れれば娘にもステロイドが入ってしまい、自分と同じ思いをさせてしまう、それだけは絶対に阻止しなければ・・・という思い。
そのために必死で耐えた。毎日毎日、朝から晩まで耐えた。妻もそんな私を見ていてとても辛かったと思う。ストレスで体調を崩すこともあって、家族にも迷惑をかける始末。今も思い返すと辛いことばかり。
▷ 目的をしっかり持てば・・・
大事なことは、何のために取り組んでいるのかということ。目的をしっかり持てればどんな辛い状況でも必ず乗り越えられる。そう思えると不思議と自分は大丈夫、乗り越えられるって思えてくる。そして、自分は大丈夫と思えると今度はそれに身体が反応してくれて、デトックスが進む。
そうした辛いというマイナスの思いと頑張ろうというプラスの思いが日々交差しながら、何とか修行のような生活を全うすると、症状の改善に気が付いてくる。
脱ステから半年でようやく改善がみられ、モチベーションが少しあがり、気持ちにスイッチが入って、身体もさらに反応してくれる。グジュグジュが続いた患部が、徐々に乾いてくるのが分かった瞬間だった。それから一月ほどで乾ききり、一定の改善効果に結びついた。
▷ 心と身体はつながっている!
本間先生の本にも書かれてますが、心が強く保たれると身体がそれに応えてくれる。心と身体は繋がっている。だから、気持ちを強く持つことが大事。ここがポイント。
また、準備期間中のところでも書きましたが、色んな取組をしていくと、さらに意識が深まって、自らの生活をさらに見直すことができて、一石二鳥だと思います。
ここまで来ると実感がわいてきて、もう治った!と思えるくらいうれしくなります。
が、まだ先はあります。
5 脱ステ後の展開
▷ リバウンド
その後は、第2波と呼ばれる症状が出現。自分の場合は、範囲は少し狭くなりました が、1箇所あたりの大きさが巨大化し、その部分の腫れが恐ろしく大きくて痛くて、辛 かった。左腕が一番酷かったのですが、20cm×10cmくらいの広さで赤く1cmくらい腫れ上が った後に、黄色い液体が絶えず出続け、痛さで狂いそうになったほどです。
第1波を経験しているので、驚きはしなかったけれど、とても辛い時期を過ごしまし た。第2波も初夏の頃だったため、暑さと汗で痒さ・痛みは倍増でした。第2波も約半 年程度かかったと思います。第1波同様、その半年を気合いで乗り切り、その後の第3 波、第4波もありましたが、徐々に症状も小さくなり、最後はステロイドを塗っていた 指だけ症状が出て、やっと終わりに。
すごく長くて辛かったけど、やってよかったと思う。娘と何も気にせず接することが できるし、なにより自分の生活がすごく変わった。不自然なものを取り除き、自然なも のに変えていくっていう単純な作業なんだけど、やってみるとすごく奥が深くて、健康 な生活やという切り口だけにとどまらない作業ってことに気付く。
▷ 最後は気合いで乗り切る!
この第1波から第4波まで何とか乗り越えられたのは、準備期間中の意識の変化と予備知識の習得、家族のサポート、素晴らしい医師との出会い、目的の明確化、そして最後に気合い。
このどれが欠けても乗り越えることはできなかったのではないのでしょうか。特に、気合い(思いの強さ)が最後の最後でゴールにたどり着けるか、リタイアしてしますかの大きな分かれ目になるかと思います。
6 最後に
とても長くて険しい道のりの話を書かせていただきましたが、もし、脱ステに興味があるなら、絶対にやって欲しいと思います。大変だけど、やって、やりきって欲しい。
ここで書くのも今さらですが、ステロイドを塗り続けている間はアトピーは治りませんし、新たに人工的なものを身体に入れ込み、ますます悪い状況にしていくばかりです。
冒頭でも書きましたが、自分の残りの人生の時間と脱ステによる治療の時間を比較して取り組むほうがいいのかどうか、というところは個人の判断になりますので、何とも言えません。
しかしながら、自分で取り組んだことは絶対に裏切らないし、乗り越えた暁には、自分にもたらすものはとても大きく、頭では計り知れないものだと思います。ステロイドをもう塗らなくていい、痒くない、痛くない、グジュグジュしていない、衣服や布団、枕が汚れない、自然な生活を送ることができる、これで娘にステロイドを入れてします心配がない!など、20年間我慢してきたことから解放され、気持ちがとても晴れ晴れしております。
そのなるために、いくつか書かせてもたった手順を踏まえて、途中でコケないでやり遂げて欲しい。道のりは辛くて険しいけど、目的を持てば必ず乗り越えられる。
これも何かの縁だと思います。一歩、前に出てみてはどうでしょうか?