僕は1つです。
???ですよね(笑)
普通は1つしかない誕生日を、2つ持っている人がいるんです。
それは、、、
造血細胞移植を受けた患者さん
です。
※造血細胞移植とは、骨髄移植・末梢血幹細胞移植・臍帯血移植の総称です。
移植を受け、その日から新しいいのちを授かったということで、患者さんたちは「2つ目の誕生日」と呼びます。
本来の誕生日と同等、人によってはそれ以上に大切な日になります。
僕が知っている「2つ目の誕生日」も、いくつかあります。
1月11日・1月25日・2月3日・4月23日・10月12日etc。
そのうちの2日は、僕が骨髄提供をした日、つまり『もうひとりの僕』である患者さんのものです。
そして今日1月14日は、お友達が『19回目の2つ目の誕生日』を迎えた日でもあります。
たくさんの試練を乗り越え、今日この日まで辿り着いたこと、本当に凄いなと感じますし、嬉しく思います。
また、ひとりでも多くの患者さんに、2つ目の誕生日をプレゼントして、毎年お祝いしてもらえるように、骨髄バンク活動・献血を続けて行こうと、改めて思う機会でした。