献血できる条件と種類の違い | 人生 直球勝負!

人生 直球勝負!

自分の気持ちに正直でいたい。
愚痴は言わない。妬まない。短所より長所に目を向けたい。
やりたいことを「がむしゃらに」やって行きたい。

たまに揺らぐときもあるけど…。

そんな気持ちを忘れないよう、綴っていきたいと思います。

今日は、献血できる条件と種類の違い、について書いたいと思います。


まず、献血できる条件ですが、下記の通りです。



細かくてややこしいですが、16歳以上で男性45kg・女性40kg以上あれば、どこかのカテゴリーで献血可能です。


但し、献血をご遠慮いただく条件として、

・3日以内の薬の服用(可能な薬もあります)
・3日以内の出血を伴う歯科治療
・4週間以内の海外渡航
・特定の外国に一定期間の居住歴がある
・過去に輸血を受けた経験がある
などがあります。

また、検査採血でヘモグロビンの数値が基準以上であることも必須です。
(これは献血者さんの安全のためです)



詳しくは献血ルームでご確認ください。


何故厳しすぎるとも思える基準が設定されているかというと、輸血を受ける患者さんの安全のためなのです。


健康な人にとっては何でもないことでも、身体が弱っている患者さんには、致命的な事態を引き起こしてしまうことがあります。


それを未然に防ぐために厳しい基準を設定しているのであって、決して献血不可能な方の血液が異常ということではありません。




次に、献血の種類についてですが、大きく分けて「全血献血」と「成分献血」の2種類があります。


「全血献血」には400mlと200mlの2つがあり、血液を全てをいただくので、全血献血と呼ばれます。


全血献血で採血された血液は、そのまま輸血される訳ではなく、そのうちの赤血球と血漿が血液製剤として使われます。


全国の血液センター・献血ルームの他、献血バスが出ている会場で受け付けていて、所要時間は約40分です。


「成分献血」は、『血小板成分献血』と『血漿成分献血』の2種類があります。


血小板成分献血は血小板と血漿を、血漿成分献血は血漿のみをいただき、他の成分は体内にお返しします。


成分献血の所要時間は約90分で、こちらは血液センター・献血ルームのみの受け付けになります。


※所要時間は混雑時の待ち時間を含みませんので、プラス30〜60分かかる場合もあります。


忙しい中足を運び、時間を掛けて、採血針を刺すというのは、大変なことだと思います。


ですが、昨日も書いた通り、輸血を受けないと今日を生きることが出来ない患者さんが、たくさんいるのです。


できる時で構いません。


是非献血にご協力をお願いいたします。