松下奈緒子さんは、オーストラリアのパースを中心に幅広く活躍なさっているフルーチィストです。
私は、面識はないのですが、長女がお世話になっている方で私が、妻を亡くして沈みがちであることを何処かでお聞きになったらしく「おもいでフルート」と題した年寄りのためにCDを編集してくださってプレゼントしてくださいました。
音楽には、疎い私ですが、松下さんのフルートのやわらかい清純な素晴らしい音色に吾を忘れて聞き入っています。
本来フルートの音色と言うものは、人の心を落ち着かせてくれるものとばかり思っていましたが、あまりにも素晴らしい音色に心が興奮してきて力がみなぎる思いです。
テネシーワルツの演奏が始まりだすと興奮のあまり踊りだしたくなる衝動に駆られて心を静めるのに苦労しました。
日本だけでなく世界は、高齢社会になってきています。
年寄りを親身になって思ってくださる若い人が、いることを我々年寄りは忘れてはならないと思います。
施設などで介添え者と高齢者のトラブルがあるとニュースなどで報じています。
松下さんのフルートを聞きながら「高齢者社会は、高齢者が範を示す生活をすることによって、より良い高齢者社会が築かれるのではないか」と思い至りました。
素晴らしい音楽を聞かせていただいた松下奈緒子さんに深く感謝するとともに更なるご活躍を期待しています。
http://www.naokomatsushita.com/jp/home.htm(フルーチィスト 松下奈緒子さんサイト)