昨日は、妻の祥月命日でした。
正確には、一周忌が終わっていないために祥月命日とは言わないそうですが、何時も妻と繋がりを持っていたいが故にいろんな理由をつけては墓参りしています。
妻のお墓には、「蓮華もどき」が今年も綺麗に咲いています。
思えば 妻と移住当時 蓮華草の花に良く似たこの花が、パースの野山に咲いていました。
花の名前に疎くその花の名前が分からず二人は、勝手に「蓮華草もどき」と呼んで観賞していました。
当時は、新天地に移住できた喜びと今後への夢があり、それを阻む障害となるものはなく二人は、若者のように希望にあふれていました。
今年の三月ふとした病から妻は、帰らぬ人となり会うことのできない二人になりました。
妻のお墓とその周辺は、ワイルドフラワーが咲き乱れ、周囲の森には野生のカンガルーが棲息して墓参りに行くとカンガルーと出会います。
昨日も子供カンガルーが、私の横を走り抜けて行きました。
妻は、生前からこの場所が好きで「もし私が死んだならここにお墓を作ってください」といっていました。
このような光景を想像していたのでしょう、素敵な場所に妻を埋葬できたことを満足しています。