白い柘榴石は何処かな? | ドーソン石のブログ

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鉱物を集めています。
標本屋さんで買うのも、鉱山で採集するのも好きで休日は徘徊しています。
その徘徊の様子をちょこちょこ書いていきたいと思います。

夜明け前に車を走らす。

暗い中石友さんと合流だ。

 

 

大台ヶ原の山中に

透明から白色の柘榴い石があるという。

それ程大きなものでは無いが

その色味に興味を魅かれた。

 

 

詳しく場所を聞いてみると

引水鉱山への途中にある小規模スカルンだと言うではないか

鉱山の名前は知るが、

その場所はどこだか判らない。

石友さんに協力を要請。

案内して頂いた。

 

 

鉄鎖に掴まって進むとな。

どんなにワイルドなのか。

 

 

鉄の橋をそろりそろりと進む。

落ちたら川に真っ逆さまだ。

スパイクの靴なので鉄は非常に滑る。

普通の登山靴にすれば良かった。

 

 

また鉄か。

吊り橋。

キィーキィーと不快な音を立てて進む。

どうもこの辺りにあると聞いた。

 

 

高い。

非常に危険だが無理やり下降。

なんとか河原に降り立つ。

 

 

暫く探してみるが・・・無い。

一粒二粒の少し黄色みがかったものならあるのだがこれじゃない。

河の上流はとてもじゃないが大岩が塞いでおり進めない。

巻けばなんとかなるが・・・それはちょっと考えられない。

ここじゃないのか?

 

 

暫く探しまわる。

探す探す探す。

ないーあった~。

こんなとこにあったのか。

非常に狭い範囲にスカルンがあった。

露頭は何処かよくわからない。

まあ、上なんだろうけど。

転石の一部に柘榴が付いているのを見付けた。

 

 

沸石見たい。

 

 

可愛い柘榴が覗いてる。

少し小さいがOK~OK。

だいじにリュックに仕舞う。

おっと、

つのん坊があった。

呼び方は様々だが、

私は「つのん坊」と呼んでいる。

 

 

ちいさな植物を鉢代わりに植えこむのに使おうと思っている。

4個ほどあったのでこれもリュックに仕舞った。

 

 

さて、

ここまで来たからには引水鉱山にも行かんとね。