3月1日に子宮体癌の告知を受けました。

手術を受けるために、色々検査が必要らしいとのことで('Д')ホゲェしながら受けに行った話です。

癌の告知を受けてから、手術に向けて体力づくりのために1日30分のウォーキングを雨天時以外、1日1回~3回時間をつくって出来るだけ歩くようにしました。

事前に説明があったのですが、こういう体力づくりは特に歓迎だそうで、逆に体力付けようと精の付くものをドカ食いするのはよくないそうです。

 

F先生曰く、今子宮体癌の患者さんがとてもとても多いそうです。

久しく検診行ってないな…そう感じている方、少なからず違和感を感じている方、

是非一度検診にいってみてください。何もないならないで、安心できますので。ぜひ。

 

■2024年3月13日

MRI検査。血液検査、尿検査、心電図、肺活量は告知の日の帰りに受けてから帰りました。

身体は大きいくせに血管は細いらしく、血管に造影のための薬を入れないといけない看護師さんが苦心されていました。

薬剤がはいっていく際、なんか冷たいものが腕からはいってくる感覚がありました。

検査室にはいり、動かないよう体と頭を固定されました。

寝台は体が痛くなりにくいようにか、身体の下になる部分は快適な柔らかさでした。

機会音が大きいので軽減のためヘッドホンをつけられ、いざ機械の中へ。

ごうんごうんという音と共にゆっくり体が機械の中に吸い込まれて、しばらくそのままなので目を閉じてぼーっとしていました。

室内とヘッドホンに「家族になろうよ」のカバー曲が流れていました。

(私これから子供産めなくなるんだが??)

と内心皮肉だなーと思いながら、検査時間を過ごしました。

選曲悪くない?

検査が終わったら今日の分はおわり。帰宅しました。

 

■2024年3月15日

PET-CT検査。前日から激しい運動や筋肉を使うような重い荷物をもつことは禁止されていました。

この検査は癌のシルエット?みたいなのがわかるらしく、癌細胞がどこにあるのかをマークすることができるそうです。

子宮にあるのは確定なので、現段階で他に転移がないかをみることができる、という検査なんだそうです。

放射線を使うので地下にあるフロアへ。

血管が細いためまたスタッフの皆様が苦心されながら、なんとか造影剤の点滴を突破し、

身体に薬剤がまわるまで1時間程、筋肉を極力使ってはいけないため椅子のリクライニングすら職員を呼ぶように言い含められて個室待機です。

この間、目の筋肉もできるだけ使わない方がいいらしく、読書等も禁止。

部屋に設置されているモニターには日本の名所案内みたいなPVが流れているので、それをただ楽な姿勢でぼーーーっとみてすごしました。

時間が過ぎたらいよいよ検査室へ。

「説明書では30分となっていましたが、技術が進歩しているので今は20分でおわるんですよー」

と看護師さんが教えてくれました。

寝台に寝ころび、膝の下に△の枕を入れて貰い固定されて機械の中へ。

撮影が終わると、待機室に戻って40分待機して念の為2回目の撮影。

この40分の待機時間の時はテレビ視聴が解禁され、リモコンがもらえたので好きな番組をみてすごしてよいようでした。

2回目の撮影がおわったら、事前に渡されていた500㎖の水を飲みほして帰宅。

出来るだけ人がたくさんいる場所や、他の病院には立ち寄らず、出来るだけ水を飲んでどんどん排出してくださいみたいなことをいわれました。

身体に放射線いれてるからですね…。ただこれも、翌日にはほぼなくなるんだそうです。すごいですね。

 

 

これで術前検査はおわり。

あとは結果を聞くだけです。

一年前の2023年のGWに急性の腎盂腎炎になったのですが、それが癌の転移が原因だったのではないかなど下手に検索しては勝手に不安になったりしていました。

F先生に告げられた現在の癌の推定が「G1(グレードが1ということらしいです)」。

更に、この癌の面構えみたいなのがあるらしいのですが、一番おとなしいタイプであると説明を受けていましたがそれがどの程度の進行スピードなのか、そしていつから私の子宮にいたのか…

手術に必要なのはわかっていても、精密に検査しないといけないほどあぶないのだろうか…

怖くてぐるぐる考えてしまう日もありました。

 

ただ、今、すぐ、死ぬわけではなく、まだ猶予があること。

どんな結果になっても、精一杯生きて少しでも長く妹のそばにいてあげたい。

そして出来れば、一緒におばあちゃんになりたい。

そのためにも、一日一日を生きようと自分を奮い立たせました。

 

「泣いていても、笑っていても同じ1時間なら、楽しくなる方を選ぶ」

それが私の信条です。

その日、私はマイナスなことを検索することはやめて

入院に向けて必要なもの、必要なことを調べるようになりました。