プログラム環境 ( macOS で Swift )

 

 

 はじめに

先日は、新しく購入した MacBookAir2022 で C言語のコンパイルと実行が簡単にできることを確認しました。

今度はC言語ではなく Swift で試してみます。

ちなみにXcode自体は AppStore でインストール済みのままです。

<Apple公式ページから>

 

 

 Swift

 

SwiftはAppleが2014年に発表した比較的新しい言語で、macOS だけでなくiOS、iPadOS、tvOS、WatchOS などでも動作させることができるプログラムを作ることができるものです。

iPhone上のアプリが簡単に作成できるという期待もあり、試しているものです。

 

ただ、まずは簡単に C言語の時と同様に、DOSプロンプトのような「ターミナル」アプリでの動作を試します。

「Launchpad」の「その他」にある「ターミナル」を利用します。

 

今回も、プログラムの勉強で有名・定番な「Hello World!」を試してみます。

 

コマンドプロンプトの使い方、ディレクトリの作成方法などを不慣れな方のために少し(中途半端ですが繰り返し)冗長に記載します。

 

おそらくターミナルでは、

 アカウント名@コンピュータ名 ~ %

となっていると思います。この「~」は、そのアカウントのホームと呼ばれる場所にいることを示しています。

% はプロンプトです。

 

今回は Swift のテストのために、swift-test という名前のディレクトリ(フォルダというのとほぼ同じです)を作成します。

  % mkdir swift-test

これは、% のプロンプトが出ているところで「mkdir swift-test」と打ち込んでリターンをする、という表現です。

続いて、作成したディレクトリに移動します。

 % cd swift-test

ここで作業をします。

 

プログラムを書くのに便利なツールは色々とあるのですが、ここでは小さなプログラムですので、単なるテキストを作成します。

Windowsでの「メモ帳」、Macでの「テキストエディット」などで作成しても良いです。

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print("hello world!")
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ここではUNIXコマンドの使い方の例のため、cat コマンドを使います。通常はファイルの中を表示するコマンドですが簡単なファイルの作成にも使える便利なコマンドです。

 

  % cat > hello-test.swift

こう打ち込むと、いつものように %のプロンプトが出てこずに待ち状態になっているはずです。

ここで、上記の1行を打ち込むか、ペーストしてください。

最後に「controlキーを押しながら c」を打つと%のプロンプトに戻るはずです。

  % cat hello-test.swift

と、今度は「>」(パイプと呼びます)を外したコマンドです。これにより上記の内容が確認できると思います。

 

これでプログラムのソースコードが出来ましたが、Swift ではC言語でのコンパイルという作業は不要です。

 % swift hello-test.swift

を実行すると

 hello world!

という表示がされて、% のプロンプト に戻ったと思います。

 

以上で、Macの上での Swiftプログラム開発のさわりを確認することが出来ました。

 

 

ちなみに、上記作業環境の削除は

    % rm hello-test.swift

    % cd ..

    % rmdir swift-test

ででき元に戻せます。

 

元々あまりご存知ない方には何のことか分からなかったところも多いと思いますが、ものすごく簡単なプログラムのテストでした。

 

 

 まとめ

コマンドラインでの簡単な swiftのテストでした。

今後はiPhoneの上での動作など試してみたいですね。