古いMacの活用2 MacBookAir2012

 

 

 はじめに

ジャンク品として約3,000円で購入した 11インチの MacBookAir 2012 で色々と試行錯誤してみた記録になります。

先日は電源ケーブルなどハード面のことでしたが、今日は OS のアップグレードや Windows のインストールなどソフト面になります。

<Apple公式ページから>


 

 再生への道

 

●macOS アップグレード

購入した時には「OS X Lion」という物でしたので、下記URLを参照してこのMacBookで対応できる一番新しいOS「macOS Catalina 10.15.7」までアップグレードしました

 

ただ元が古いので、一度「macOS Sierra」にした上で「macOS Catalina」にするという手順の必要がありました。

2つのアップグレードが終了した後には、パッチもインストールして最新化しました。

 

 

●各種設定

・Wi-Fi

 自宅の Wi-Fi環境に接続するようにまず行なっています。

 それで上記 macOS 等も探しに行けました。

・iCloud

 iPhone と iPad の連携で恩恵を学んだ iCloud のアカウントを設定しました。

 ただ、有線LANにする前だったからか量が多かったからか、「写真」アプリのデータ連携に1日以上かかりました。

    「環境設定」で「オリジナルをこのMacにダウンロード」のチェックを「Macストレージを最適化」にしてありますが、いったん全てをダウンロードしながら最適化の計算をしていたのでしょうか。

・マウス

 ホイール設定、真ん中のクルクルするところですが、Webを見る時などに、Windowsで使っていた時と逆方向になっていたので、スクロールの方向を「ナチュラル」のチェックを外しました。

・Chrome

 ネット上で探してダウンロード、インストールしました。

 Windowsも並行して利用しますのでブックマーク等の共有活用のためです。

・キーバインド その1

 Windows から Mac になり、Ctrl(control)キーの位置が不便になったので、一番使わない Caps Lock キーを cntrl キーに割り当て変更しました。

 「システム環境設定」で「キーボード」の「修飾キー」にて変更します。

・キーバインド その2

 Windows と並行利用していると、つい「Alt+半角/全角」で日本語/英語の入力切り替えをしようとしてしまいます。

 そこで、「システム環境設定」で「キーボード」の「ショートカット」「入力ソース」の「入力メニューの次のソースを選択」の横をダブルクリックして「Alt+半角/全角」を入れます。これで、Windows用キーボードからも頭の切り替えをし切れていなくても失敗することがなくなりました。

 

 

 Windowsとの共存

3,000円で購入した割にスムーズに動くので、この MacBook で Windows も動かしてみたくなりました。

ネットで調べてもいくつかの方法があるようです。

 

外部の装置上で動く Windows にリモートで入って操作する方法はいったん除外して、あくまでもこの MacBook の上で、の方法で考えてみました。もちろん WindowsOS 自体は有料ですので、別途購入します。

 

・Boot Camp

これはパソコンを起動する際に Mac もしくは Windows を切り替えるパターンです。

もう一つの、Mac が起動している中で Windows が動いているパターンの方が面白そうなので選びませんでした。

ちなみにこの方法が使えるのは Intelチップ(プロセッサ)のみのようです。

 

・VMware Fusion

仮想デスクトップとして有名ブランドです。その VMware の Mac 用が個人利用では無期限で無償とあったのでダウンロードしてみました。

 

https://www.vmware.com/jp/products/fusion.html

 

しかし、ダウンロード前の画面では macOS 10.15 以降とあったのに、インストールしようとすると macOS 11.0 以降が必要とエラーになり失敗しました。ダウンロードする物を間違えたのかもしれませんが、そのまま諦めました。

 

・VirtualBox

こちらも無料です。

ここからダウンロード、インストールすることができました。

「システム設定」「セキュリティとプライバシー」「一般」で Oracle を許可する必要があった以外はすんなりです。

その後、仮想OSとして Windows10 を作成します。

から Windows10 の ISOイメージ(早い話が CD や DVD をそのままファイルに保存した物) をダウンロードして、それを指定することでインストールするを実行して行きました。

無事に Mac の上で Windows が動作することを確認することができました。

しかし、下記 Parallels と比べると動作が重かった(私の設定等のせいかもしれません)ので、選択しませんでした。

 

・Parallels

これは有料ですが、無償トライアルができましたので試してみました。結果、私はそれで購入してしまったので良い販売モデルですね。

こちらも、上記サイトから Parallels をインストールし、Windows10 をインストールしていくだけでした。

VirtualBox の時と同様にセキュリティ設定が要求されますので、指示通り設定しました。

 

しばらく触ってみて軽さも問題なかったので、Amazonで購入して使っています。同様にWindowsも購入してライセンスキーを投入しました。

Parallels は macOS 側と「デスクトップ」「ダウンロードフォルダ」を共有できて非常に便利です。 VirtualBOX でも出来たのかもしれませんが、標準設定ではなかったようです。

 

 

 まとめ

これでソフト的な範囲での基本設定は以上です。

正直、ちょっと古い Windowsパソコンよりも動きが軽いので、今では自宅での Excel等の作業もこの MacBook 上の Windows の中で行なっています。