今話題になってる麻疹。


小さい頃、はしかの予防注射は打ってるはずなんですが、


私、いまだにかかったことがありません。


しかも、麻疹だけでなく、風疹、おたふく、


水疱瘡、ぜーーーんぶかかったことがないんでつ(´m`)


大人になってからかかると大変だということで


近所の子がかかってると聞くと、


「さあ、移してもらっておいで!」と強引に


母に連れていかれたテヘリーヌの幼少期でしたが


まったく移らなくて、意味なっすぃんぐ汗


一生かからない人もいるのかなあ?←ここにいそう。


さて、今日からまたソープランド編温泉 に戻るわけなんですが


高級店について、さらに詳しく書いてみたいと思います。


私は毎朝同じタクシー運転手さん指名して


送迎にきてもらっていました。


この運転手さんというのが便利屋さんみたいな人で、


公共料金の振込みや、携帯料金の振込みなど


なんでも頼まれますよ~~~と言ってくださる方で


最初そう言われた時はえええーーって思ったけど


確かに、朝から夜中まで時間を拘束されているため


緊急の用事をお願いできるのは有難かった。


お米とか、灯油とか、重いものでも買い物頼まれてくれたり。


会話も上手だし、立ち入ったことは聞いてこないし、


ああいう運転手さんばかりだといいのに。



私が苦手な運転手さんのタイプは


「今日は忙しかった?御客さんいっぱいついた?」と


なれなれしい口調で人の懐事情を聞いてくる人。


「そんなに忙しくなかったですよ」とこっちが敬語使ったり。


すると「いや~、儲かってるんでしょう~~~。いいねえ


お金持ってる人は~」。 こっちがシカトしていても


まだ続ける。


「そんなに稼いでどうするの?僕らなんて


ノルマ越せないと自腹だよ~。こんな必死に働いてるのにさあ」



もう、こういう運転手に当たると、仕事の疲れが一気に増すムムム


ただでさえ普段から御客さんからも「いいよなあ、女は。」って


毎日言われていたので、疲れて帰宅するのに


また同じような話かよ・・・ みたいな。



そういう時は、「ここでおろしてください」と途中で降りることが多かった。


本当にむかついたら、目の前でタクシー会社に電話して


クレーム通報しまつ。



運転手さんも不景気で大変なのはわかるが


「仕事」ってなんなのか、わかってない人が多すぎる。


お客は愚痴吐き相手じゃーないんだよーと。



↑読者相手に愚痴ってるおまえが言うなーー




テヘ♪  かわいく言って許してもらおうとしてますが


話がそれてしまいましたが、お店について書いてみます。



まず出勤すると、フロントの床に正座して


「おはようございます、今日も1日よろしくお願いします」と


深々と頭を下げて始まります。



そして、前にも書きましたが、おはようさんを支払い、


個室のスタンバイをしにいきます。



ベッドにシーツ、タオルを敷いてベッドメイキング。


冷蔵庫にドリンクを補充。 


タオルも、ハンパない量使うので


クリーニング屋から仕上がってきたピンク色のタオルを


倉庫から50枚ほど運んで、


自分たちで折りたたんで棚に並べます。


ちょっとでも曲がって折りたたむと、点検の時に


ダメだしされて、やり直し。


店長から細かくチェックされます。


ローションや石鹸、備品をセットします。


でっかい洗濯カゴみたいなのを各自1つずつ持っていて、


その中に、コンドーム、お酒、髭剃りや爪きり、タバコ、


ベイビードール(上だけネグリジェみたいな下着)など、


すべて自腹で揃えた物を入れてあって、


個室に置いておきます。



毎朝これをやって、スタンバイしおわったら


控え室に戻り、3つほどある炊飯器でご飯を炊き・・・・


一体ここは何の店だよ、って思いながら


メニューを考えて、材料を切っておいたりします。



たまに、フロントの電話番や、お客さんにお茶を出させられたりもします。



コーヒーを飲まない私は、コーヒーの入れ方がわからず、


カップにひっかけてお湯を入れるだけだと知らずに、


左手に持ちながらお湯を注いでいたら、店長に大爆笑されたことが(´m`)。


火傷するやろw !!!と。 え”!こうやって入れるんとちゃうの?と(赤面)。


そうやって火傷しながら心を込めて入れたコーヒーを


お客さんに出しにいき、



その時に、「お、あの子いいねえ」みたいな感じで選ばれることもあります。


火傷した甲斐があったってもんです。


深夜すべての接客が終わると、個室の大掃除です。


これも、毎日自分たちでやるんですが、


マットは1滴も水滴がなくなるまで拭いて磨きます。


浴槽にはお水をためて、消毒液を入れ、


洗面器やスポンジ、コップなどを浴槽に浮かべます。

そして、1番面倒なのが、ローションの容器を洗う作業・・・


ローションはなくなったら注ぎ足すのではなく、


からっぽにして、水滴1つ残らず乾かします。


じゃないと、カビが繁殖しやすくなり、かぶれたりするからだそうです。


お客さんが高いお金払って遊びに来て、肌がかぶれたりなんかしたら


シャレにならんのでね。そういうところは徹底していました。


そして、ベッドのマットレスを立てておいて、通気性をよくしておいたり、


個室のテレビを綺麗にふいて、冷蔵庫もふいて、


とにかく毎日毎日お掃除です。


最終点検の時、ちょっとでも拭き忘れがあると、やり直し。


個室の窓を全開して、換気したら終了。


その時、隣りのお店のネオンが目に入り、


あえぎ声とかが聞こえてきたりして、


「ああ、遅くまでおつかれさんだねえ」と思ったりすることもあった(´m`)。

お互い片付けとかしてて、目が合うこともあったw


軽く会釈することもあり、なんか気恥ずかしい気分になった。



たまに、急いで帰らないといけない人がいると、


みんなで協力して個室掃除を手伝いあったりもします。


ただでさえ、接客で疲れてるのに、やっと終わったーーー!と


さっさとお金もらって帰れるわけではなく、


この掃除がけっこう体にこたえます・・・


そして、控え室の掃除が待ってます。


掃除機をかけ、コタツ布団をたたみ、テーブルを下げ、


クローゼットを磨き、翌日炊く予定のお米のセッティングをし・・・・


最終点検をしてもらい、やっと帰れるのです。


帰りはフロントでまた正座をして、


「今日も一日ありがとうございました。また明日もよろしく


お願いします」と深々と頭をさげて、終了です。


でも、着替えて、タクシーに乗って、


さあ、今日は早く寝るぞー!!!と、化粧も落として


寝る気まんまんでいると、社長から電話がかかってきて


今店長や●●店の社長たちも●●の料亭におるから出てこい、と


お呼び出しがかかり、こんな遅い時間に料亭営業してんのかい!と


半ばあきれながら、また化粧しなおして、出動する日々・・・


たまに携帯の電源を切ってると、直接むかえにこられることもあり・・・


店の近くに住んでいるから呼び出しやすいのと、お酒が飲めるのと、


当時はかなりタフだったので、おまえはこういう場にもってこいだ、と


よく誘われていた。 2時や3時に帰れたらいい方で、


その後何件も飲み屋に連れていかれるので


体を壊すのにはそう時間はかからなかった。


社長たちからかわいがってもらえていたのは有難いことだったが、


なかなか体も心も休まらない毎日。


毎日同じ時間にピルを飲み、自分で調整して、


そろそろ生理出すかな、とピル飲むのを休止すると


翌日ちゃんと出血する。


4日間ほど生理休暇をとり、またピルを飲み始める。


こんな人工的なことをいつまで続けないといけないんだろう、と


考えることはあったが、 仕事をやめようと思うことはなかった。

仕事の悩みや心の悩みを話せる相手は、やはり身近にいる


同じ店の泡姫だったり、飲みにいくお店の従業員相手に


愚痴ることくらいしかできず、よほどのきっかけがないと


この仕事をあがることは難しいと思った。


高級店でつかんだ指名客は


今までのお店でつかんだ指名客よりも重みがあるように感じていた私は


毎月指名客が増えていくごとに、ここまで頑張ってきたのに


そう易々と辞めれない・・・という気持ちになっていた。


もちろんヘルスで指名をとるのも簡単なことではないだろうが


ヘルスではNOと言えたプレイ内容が


高級店ではほとんどなんでもあり、だったのでNOなんて禁句だった。


「痛い」「いや」「乱暴に触らないでください」「それはできません」

↑これらは禁句の世界だったので、痛くても、我慢をしないといけなかった。


ただ面白いことに、ヘルスのお客さんみたいに


我がままを言う人は少なく、


安いお店で1番安いコースで遊びにくる人ほど


せこかったり我がまま言ったり態度がでかかったりすることが多いなと思った。



高級店にくるお客さんは決してみんながみんなお金持ち、という


わけではないのだ。


だが、その高いお金を大変な思いをして貯めて、


遊びにくる人もいるわけなので、後悔のないように


有意義な時間を過ごして帰るぞ!という心構えも


できてる方が多かった。


ちょっとでもお互いが気分悪い空気になってしまえば


すべてが無駄になってしまう。


安いヘルスにきて、安いお金を払って遊びにくる人ほど


ヘルス嬢のことも安っぽい物として見てくる人が多く、


本気でぶちきれたことがあります。


その時は、お客さんを素っ裸のまま個室から追い出し、


洋服もカバンも投げつけて、


「たかが1万円で偉そうな態度とるなら


私が10倍払うから こっちの言うこと聞けっつーの!!」と


啖呵をきってしまったことがある(´m`)キャハン・・・。


ササササーーーーーーーーーー(←みんながひいていく音)


こんな強気なことをソープで言っちゃったら


もう即クビだわね。

高級店の仕事内容はきつかったが、客層がよかったので


働きやすかった。


単価も大きい分、我慢もできた。


色んなお客さんもいれば、色んな泡姫もいますが、


次回は、超個性的な私の元同僚たちのことを


書いてみたいと思います(´m`)


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