私が住んでいたアメリカの田舎町、というのは、
先日、「おまえおれのプレステ盗んだだろー!」で
喧嘩になった大学生が発砲しちゃった事件があった
カリフォルニア州○○○○市っていうところです(わかりづれぇーー)。
オダギリジョーが2年留学していた町です(知ってる人は知っている)
もっとマニアックに説明すると、映画キャノンボールに出てた
2メートルくらいのでっかい俳優さん。
彼の出身地でもあります(誰も知らねぇーッ)。
アメリカ初めてのチサトちゃんに、どしょっぱつから
ゲイの友達を会わせるのはちょっと刺激が強すぎるかも、と思い
最初に町を案内しました。
町並みはほとんど変わっておらず、ちょっと危険なエリアではありましたが
ダウンタウン方面に私たちは向かいました。
古着屋さんやアンティークショップが立ち並ぶとてもオシャレな
オリーブストリートという道で、私が通っていた高校もこの近く。
私「前、ここで発砲事件があって、あ、あそこあそこ!あの木の下に
死体が転がってたんだよーーキャハー」
私「あ、前ね、霧がすごくてね 何も見えなくてここで逆走しちゃってねえー
タイミングよくちょうど前からパトカーがきてさあ♪」
チサトちゃんの顔色がどんどん青ざめてひきまくっていた。
チサトちゃんが「あ!アレ見て!あんなところにポストがあるよw!」
指をさした方向見ると、可愛いアンティークショップ風のピアノ店で
屋根のあたりにポストがw どうやって郵便物取るんだよッ!と
どうしてもつっこみたくなった私たちは
お店の中に入ってみることにした。
入ってみると、70歳くらいの物腰穏やかなおじいちゃんがいた。
見た目は、ジェンキンスさんみたいな感じ。
色んなお話を聞かせてもらったのですが、
昔ピアニストで、ラジオのDJもされていたとのこと。
今はもう高齢で、手が震えてピアノが上手くひけない、と。
おじいちゃんは私たちに昔の話ができるのがとても嬉しかったみたいで
若い頃の写真や、雑誌に載った記事など、
たくさんのアルバムを見せてくれた。
「これが初めてラジオで僕がピアノを演奏した時の写真でね」
ん? ちょっと異変に気づいた私。
おじいちゃん、何度も何度も同じ話をしてくるのだ。
チサト「ん?おじいちゃん、なんて言ってるの?」
私「あ、さっきと同じこと(´m`) 」
しばらく その繰り返しだったw
それでも、嬉しそうなそのおじいちゃんの顔を見ていたら
「それさっきも聞いたわんッw キャハン~もう4回目ですがッw 」とは突っ込めず
へえ~~すごいなあーーー♪ と私たちは真剣におじいちゃんのお話を聞いていた。
このおじいちゃん、とってもユーモアのセンスがあって、
「2階にね、僕の仲間がいるんだ。紹介してあげよう」
というので、私たちは2階まであがってみた。
すると、「やあ!」みたいなポージングをしているマネキンが(´m`)
しかも大勢w 15体ほどw
こういうセンスのあるおじいちゃん大好きだ。
そして私もすかさず、
マネキンたちと握手をかわし、
「日本からきましたーーテヘーーー♪」と自己紹介をした。
チサトと私はもう、そのおじいちゃんの大ファンになってしまっていた。
屋根の上に設置されているポストもさることながら
なんて面白いおじちゃんだろう、と。
すると、裏口から、1人の男性がやってきた。
見ると、ダウン症の方でした。
もう1人、あとから女性が入ってきて、
そのダウン症の方の友人だと言っていた。
2人とも障害者だった。
とても純粋な人たちで、綺麗な澄んだ瞳で
優しい笑顔で話をしてきて、スキンシップをとるのが
とても好きらしく、それが全くいやらしさがなく、
自然に肩に手をまわしてきたり、
とても細やかな気遣いができる素敵な人たちだった。
同じ話をエンドレスでしたがw
それでも、とても楽しい時間でした。
ダウン症の男性が、嬉しそうに私たちに
「ぼくね、今日デートするんだよ!すごいだろ。この僕がだよ♪」
大はしゃぎで話しはじめた。
「僕は28歳だけど1度も女性とデートしたことがないんだよ。
神様が最高のプレゼントをくれたと思わない?最高だよ~」
涙ぐんで、本当に嬉しそうに語っていた。
おじいちゃんも、その女性も一緒になって
抱き合って彼を祝福していた。
おじいちゃん「誰にでも幸せになる権利はあるんだよ。
おもいっきりデートを楽しんでおいで」
チサトちゃんに通訳すると、彼女ももらい泣きしてしまい、
いつの間にか、その場で私たちは笑い泣き状態で
その男性に、おめでとう、よかったね♪と
祝福のハグをした。
そんな素敵な人たちと出会い、私たちは
後ろ髪引かれる思いで、別れを告げ、
またいつか会いましょう、と約束して
お店を出ました。 ピアノ屋さんだったんだけどね。
さすがにピアノは買えないよな、と(´m`)
色んな人がいる、色んな悩みを抱えて生きてる人がいる、
それでも幸せを自分の手で捕まえようと努力して
前向きに進んでいる人もたくさんいる、
この現実を目の当たりして、私が抱えてる悩みなんて
ちっぽけなもんだなあ、と痛感した。
日本にいる彼のことはすっかり頭になく・・・
とてもリフレッシュしはじめていた私だった。
こんな素敵な出会いの話をしたあとに、なんですが・・・
いよいよ、ゲイ友たちの写真公開でつ。
その日の夜、久々に友人たちと会うことに。
チサトちゃんがかなり緊張しまくっていた。
というのも、私たちが向かった場所は、ゲイの人ばかりが集う
ダンスクラブ(ゲイバー)で、かなり治安の悪いダウンタウンの一角にあって
まず日本人がくることはないようなエリア・・・
少しでも雰囲気が伝わるとよいのですが
写真を載せてみたいと思いまつ。(2~3日後に消しちゃいますが)。
その旅行中に写した写真ではないんでつが、
昔住んでいた頃の写真でつ。
↓こうして見ると、カップルみたいかしらw でも・・・・・
彼らは皆れっきとしたゲイ。
ファッションがもうそれっぽいでつよね・・・・テヘリーヌもこんな感じだったため
まったく日本人には見られませんでした。
で、この彼のボーイフレンドが↓の写真。
↑なんか、、幸せそうでむかつくんですけどッ。
↑彼もゲイです。
くしゃおじさん並にパーツが中心に寄ってまつ(´m`)
でもダンスが上手くて、いつも一緒に踊ってもらってました。
私とエリックはとても仲がよかったので
私はよくゲイの方たちから嫉妬の目で見られていて
友人の紹介を受けるたびに、他のゲイの人が
握手する時すごい力で憎しみを込めて私の手を握りかえしてきたことを思い出します・・・・
さすがに力は男だけあって怪力だけど、心は女なのね・・・みたいな。
っていうか男から嫉妬されるテヘリーヌ。複雑な心境でした・・・
で、こんな感じの かわいい~~(?)おねえたまたちに囲まれて
テヘリーヌは育ってきました。メキシカンのゲイも多く、
顔は普通に男でつが、仕草はかなり女っぽい方たちでした。
みんな仕草がとても色っぽいんでつ。
で、ドラァグクイーンの方はこちら。
(削除済み)
彼はタイの人で、ボーイフレンドもタイの人でした。
私は彼のすっぴんも知ってるんでつが、
あれです、あれ。 桜塚やっくんみたい・・・・
もう、普段はふつうに野郎ですよw
彼は、普段は素で大学生してて、
夜は女装。テヘリーヌもこんな感じだったため
よく 「あなたもゲイ?それともストレート?」と
聞かれたりしました。
私 「どっちも好き」って答えていたら、
いつの間にか、レズビアン系の方たちに狙われるようになってしまいました。
↓この関根つとむにそっくりな人、彼女もれっきとした女性でつ。
(削除済み)
こんな感じでテヘリーヌは女性からはくどかれましたが
男性からくどかれることはほとんどありませんでした(涙)。
って悲しいオチで終わりかよ。
(画像のお持ち帰りは禁止でつ。写真は3日後に消しまつねー)
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