長野と言えば善光寺。
普通列車の旅をしていると、どうしても移動距離が大変なことになりがちです。
1日ゆるめの日を作って、半日ほど善光寺でゆっくりと参拝しようと当初から決めていました。
長野は善光寺の門前町として発展した町です。
長野駅から、善光寺の参道へと灯籠をたどっていけばたどり着けます。
と言っても、長野駅から善光寺まで2キロほどあります。
長野駅からバス(150円)で行った方がいい距離ではあります。
旅先で平気で何キロも歩く私ですが、
善光寺に行った日は大雨でしたので、流石に歩きはしませんでした。
古風な建物が残っていて雰囲気のいい場所です。
仁王門や仲見世通りを抜けて、善光寺の本堂に向かいます。
善光寺は、今から1400年ほど前、大化の改新の頃には今の長野に移ってきたと言われています。
戦乱や天災で荒廃した時期もありました。
そのお坊さん曰く、雨が降ることは仏様が何か知らせたいことがある印だとのこと。
何か意味があってこうしてお参りに来ているとのこと。
その言葉が気になって、しばらくしてから思っていたのですが…
これだけの雨や社会的環境にもかかわらず、長野まで来てお参りに来た人たちがいるのを目の当たりにしました。
熱心な方もいるかとは思いますが、中には物見遊山で来ている人もいたでしょう。
「一度は参れ善光寺」と言われるくらいです。善光寺に参るということは、その人にとってはある種の「ハレ」の時でもあるわけです。
殊にここ1年半余りは、日本中が「自粛・自粛…」の状態で、日常を営むのも困難なほど活気を失っていた状態でした。
旅行も「不要不急」だなんて、散々言われましたが…
やはり活気をもたらすようなものがないと、人は生きていけないものなのだと感じていたのです。
雨なのも幸いして、喧騒は雨音にかき消され、ゆったりできる時間を取ることができました。
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