【長野・善光寺】一度は参れと言われる善光寺 大雨の中で感じたこと | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

 

 

長野と言えば善光寺。

 

普通列車の旅をしていると、どうしても移動距離が大変なことになりがちです。

1日ゆるめの日を作って、半日ほど善光寺でゆっくりと参拝しようと当初から決めていました。

 

 

長野は善光寺の門前町として発展した町です。

長野駅から、善光寺の参道へと灯籠をたどっていけばたどり着けます。


 

 

 

と言っても、長野駅から善光寺まで2キロほどあります。

長野駅からバス(150円)で行った方がいい距離ではあります。

 

旅先で平気で何キロも歩く私ですが、

善光寺に行った日は大雨でしたので、流石に歩きはしませんでした。

 

 

 
 
バスの到着する仁王門の前の表参道。

古風な建物が残っていて雰囲気のいい場所です。

 

 

 
 

 

仁王門や仲見世通りを抜けて、善光寺の本堂に向かいます。

 

 

 

善光寺は、今から1400年ほど前、大化の改新の頃には今の長野に移ってきたと言われています。

戦乱や天災で荒廃した時期もありました。
それでも何度も再建され、現在の本堂は江戸時代に建てられたものです。
 
本堂の戒壇巡りの前に、お坊さんの話を聞く機会があったのですが…
 
善光寺の本堂が木造建築としては、東大寺大仏殿・三十三間堂に次いで、日本で三番目に大きいらしいのです。
そして、「お寺」ではあるのですが、この地に善光寺を移したと言われる本田善光が祀られており、その本尊の所に鏡が置かれているなど、「神社」の性格も見られるのです。
 
日本の古来からの寺社の場合、仏教と神道の要素が習合していることはよくある話ですが。

 

 

そのお坊さん曰く、雨が降ることは仏様が何か知らせたいことがある印だとのこと。

何か意味があってこうしてお参りに来ているとのこと。

 

その言葉が気になって、しばらくしてから思っていたのですが…

これだけの雨や社会的環境にもかかわらず、長野まで来てお参りに来た人たちがいるのを目の当たりにしました。

熱心な方もいるかとは思いますが、中には物見遊山で来ている人もいたでしょう。

 

「一度は参れ善光寺」と言われるくらいです。善光寺に参るということは、その人にとってはある種の「ハレ」の時でもあるわけです。

 

殊にここ1年半余りは、日本中が「自粛・自粛…」の状態で、日常を営むのも困難なほど活気を失っていた状態でした。

旅行も「不要不急」だなんて、散々言われましたが…

やはり活気をもたらすようなものがないと、人は生きていけないものなのだと感じていたのです。

 

 
それに、7月末から独りで自分に向き合う時間をなかなか取れていなかったのも事実。

雨なのも幸いして、喧騒は雨音にかき消され、ゆったりできる時間を取ることができました。

 

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