英語の習い始めは10歳からでも十分だと思う理由 | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

私自身、英語は10歳や中学生くらいから始めても十分だと思っています。

 

「幼児期から英語を」なんて思っている人もいらっしゃるかも知れませんが、

そんな必要なんて正直ないんですね。

 

もちろん英語圏在住で必要に迫られている場合は別です。

ただ、日本で生まれ育って、幼少期から英語をやる理由はあまりないように思います。

 

 

私自身の経験からして、

10歳過ぎて英語を始めて、それで十分外国語を操れているのはもちろんあります。

 

これだけだと、

私だからできたと思われるので、他の人たちの例も出しましょうか。

 

 

ちょっと日本史のお話をしましょうか。
明治時代の話です。


幕末の開国の際(1860年頃)に、日本は欧米諸国と不平等条約を結びました。
明治政府の外交官たちが、50年かけてようやく条約改正までこぎつけました。

明治時代の外交官で有名な人たちの第一外国語の学習開始時期を挙げると…
・大隈重信 =オランダ語に触れ始めたのが18歳
・青木周蔵 =藩校でオランダ語を学び始めたのが20歳
・陸奥宗光 =どうやら20歳頃から英語を習った模様
・小村寿太郎=藩の命令で15歳から英語を始めた

 

そう、別に10歳あたりから始めたって十分なんです。

その基準で言えば、彼らもっと遅いんですよ。

 

しかも、陸奥宗光や小村寿太郎は、

英語ネイティブからも上手いと言われていたレベルだったらしいのです。

 

 

彼らが外国語を習得できたのは何故なのかというと、

この2点に集約できます。

 

1:日本語の基礎ができていたこと

2:外国人と意思疎通を取る必要性があったこと

 

 

外交で求められるレベルと言ったら、

専門的なことを話せるレベルでないといけません。

 

 

専門的に話せるようになるためには、

母語となる「国語」をしっかりやる必要があるのです。

 

ゆっくり感じて聞いて話して、

言葉を通して、知識や論理性を伸ばしていく必要があるのです。

 

その時間が海外にいると不足しがちになるため、

「母語」をどうするのかで、帰国子女が本当に苦労しているのですから。

 


何か興味の持てることを見つけて、極める。

それでいいんですよ。

もし何かをある程度極めたのであれば、自ずと興味がある人が来ますよ。

必要だったら、外国語に訳してくれるような人だって来る可能性はありますからね。

 

 

もしお子さんにどうしても外国のことに興味を持って欲しいのであれば、

日本語の本でもいいので、外国の情報を子どもに見てもらう。

その方がいいかも知れません。

 

その結果、必要であれば外国語にも、自ずと手を出すようになりますから。

 

その極めるためにも、手段となる国語を伸ばしてあげて欲しいと私は思うのです。

 

 

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