2020年度以後 大学入学共通テストの英語の出題 どうなるの? | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

今月の頭に、大学受験の英語外部試験が延期になると発表がありました。

ただ、発表の時点では、2020年度から英語の試験の枠組みがどうなるのかは公表されていませんでした。

 

どうやら大枠が決まったようです。


結局、新制度の「大学入学共通テスト」の枠組みだけ残すとのことで、

リーディング・リスニングだけを問うという話になったようです。


当初の「大学入学共通テスト」自体の枠組みは変えないようです。

 

以前に書いた通り、結局奇をてらったことをする必要はなく、

淡々と、「読む力」「聞く力」を伸ばすだけです。

 

 

私も大学入試センターの要綱を読んでみました。

新テスト問題作成方針

 

 

内容について細かく見ていくと…

 

発音・アクセント・語句整序は出題されないとのことです。

(こんなもの出題しても意味がないと個人的には思っていましたが。)

 

問われる内容としては、

<リーディング>

○ テキストから内容を読み取り、概要・要点を把握する

<リスニング>

○ 生徒の身近な暮らしや社会での暮らしに関わる内容について、概要・要点を把握する

とのこと。

 

結局、ヨーロッパでの外国語の習熟基準(CEFR)で言えばA1~B1の範囲で出すと明記しています。

英検でみたら2級程度までの内容です。

 

高校レベルで習得を期待されている英語力の範囲で能力を見ますよ、程度のことしか言っていないんです。

特に、リスニングの出題方針を見る限り、抽象度の高い話はしないようです。

 

CEFRのことはこちらを。

http://4skills.jp/qualification/comparison_cefr.html

 

 

当然、プレテストもされています。その、問題も公表されています。

リスニングについては、音声も必要なので、問題入手ができる公式のリンクを貼っておきます。

平成30年度試行調査_問題(全科目)

平成30年度試行調査_英語リーディング問題

 

 

注意点があるとすれば、

○ 配点がリーディング100点・リスニング100点となっている

○ 運用力が問われるため、英語で書かれた資料も見慣れておく必要がある

 

ということは、リスニングの比重が相当上がっているということです。

英語の発音については慣れているレベルが要求されます。

身体が認識していない音は理解できません。

普段から音読していますか?という話です。

音読して音に慣れることをしておくことを強くオススメします。

 

リーディングに関しては、

今までのセンター試験と比べて、第4問以降の読解のパートだけが残る印象です。

 

今のセンター試験でも、英語の資料などから情報を読み取って、

文章などと併せて解かせる問題があります。

となると、英語で書かれたグラフや案内は見慣れていた方が無難です。

 

例えば、観光案内とかなら、とっつきやすい資料だと思いますし、

ちょっと英語のサイトも見てもいいかも知れません。

 

 

結局、今までより英語で理解することが求められている問題が出るだけの話です。

普段から音読、大切にした方がいいかと思います。
 

 

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