Kazu流 ワクワクする旅行のプランの組み方 | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

私が旅行プランを組むときに考えていることを、
いくつか書き出しておきたい。

特に、私は、列車を軸に、周遊型の旅をすることが多い。
そして、海外に行くときは、もちろん航空機を使う。

こんな感じのことをしておくと、凄い面白いおまけがついてくることがあるからたまらない。

ちょっと紹介します。


1:行きたい所/体験したいことを書き出す

とにかくこれがないと始まらない。
行きたい所・体験したいことをとにかく書き出してみる。

金沢とか、スペインのアンダルシアとか、地名でもいい。

備中松山城とか、出雲大社とか、建物でもいい。

・綺麗な夕日が見たい
・最果てまで行ってみたい
・旨い魚を食べたい
・海辺でのんびりしたい
といった具合に、体験でもいい。

とにかく、行きたい場所・体験したいことを、書き出してみる。

この時のコツとしては、お金や時間のことは、一回完全に無視をしてください。

とにかく、行きたい・やりたいことを書き出してみること。
ノートにとにかく書いて欲しい。

ある程度出たかな…と思った時点で次のステップへ。


2:ピンと来る場所を、大まかに選ぶ

その中でも、ピンと来る、あるいは、これ良さそうくらいの感じでいいので、
場所や体験を、選び出してみる。

具体的に話をすると…

今年の7月に行った、東北の旅のお話。
http://kazu-wiz.seesaa.net/article/452346425.html

色々書き出した中で、
・最果てに行きたい ⇒竜飛崎
・弘前城に行きたい
というのがあったので、それを軸に計画を練ったものだ。

だから、この時点で、東北でも北の方が目的地…と何となく決めておいて、
そこから味付けしていくのだ。


3:道中・近辺で、面白そうなモノに目星をつけておく

周遊型の旅であれば、道中にある面白そうなモノ
滞在型の旅であれば、滞在地の近辺にある面白そうなモノ

それがある程度、リストにあれば旅程に組み込めそうか考えてみる。

その時に地図とにらめっこすることをオススメする。

何故かと言うと、その思いつきが実行できるかどうか、
判断する上で、具体的な距離がイメージできるモノがあるといいからだ。

例えば、この東北の旅であれば、
東京を出発地にすることは決めていたので、その道中にあるものは、ある程度、マークをしていた。

往路の青森までの道中だったら、
・宇都宮 =餃子を食べる
・仙台 =牛タンを食べる
・八戸 =海を見る
と言った具合に。


滞在型の旅行をする場合であれば、
滞在先の周囲に見たいモノ・体験したいモノがないかどうか、調べてみるといいかと。

例えば、
出雲大社を軸にするのであれば、
周囲にあるもので良さそうなモノと言えば…

・日御碕 ・宍道湖の夕日 ・境港の鬼太郎
・玉造温泉 ・松江の街

…といった具合に、
近辺に自分が書き出した何か、
あるいは調べたら出てきた面白いものがあれば、一緒に紐付けしてしまえばいいのだ。

ちなみに、先ほどの道中に何があるのか…と考えると、
帰りに、例えば、岡山に寄る…というのも、思いついたりする。


でも、こんなアレンジができるのも、
1で自分の、行きたい場所・体験したいモノを書き出したからこそ、思いつくのだ。


自分で書き出してみないと、行きたい場所なんて、はっきりしてこない。

まずは書き出すことがオススメ。
旅行が好きな人って、書き出しているうちに、勝手に妄想を膨らませるものだから。


大事なのは、計画したからと言って、行かなきゃ…と思うと重くなるので、
その中でも一部だけでもやってみたい、と軽く思えれば十分だと思っている。

何せ、やり残しがあると、どうせその場所には行く可能性が高いのだから。