心の整理とバランスと、

落ち着く為のただの愚痴




石屋である1週間くらい前の私は母にブレスを頼まれた


「毎日毎日病院に行ってしんどい」(点滴のこと)

「2〜3日に1回病院に行く日もあって毎日毎日しんどいから、何か良いブレスを作って欲しい」


という流れがあって一昨日ブレスが出来た


何が欲しいのだろうと考えて出たのはアメジストエレスチャル

『おおいっ

努力もしてない奴が持つ石じゃねーだろ』

と思いながら、何か足りなくてアメトリンを足した


『君はそれで良いのか!?』

と心の中で突っ込んだ


普通、アメジストエレスチャルの中に他のアメジスト系を入れるということは、

人生を台無しにすることと同じだ


しかもアメジストの中にアメジストエレスチャルを入れるなら、

土台の上でキラリと光りたいのか

とも五百歩譲って思えんこともない

が、

アメジストエレスチャルにアメトリンって、

目立つ目立つしかない


あげく、努力もしてないアメジストエレスチャルをつけるなら尚更、

他人の努力の上に成り立つ自分だけ目立とう&幸も不幸も自分のもの

な、ブレスに仕上がる


君はそれで良いのか!?


と、母ながら思ったがどうせ他の石にしても必ず文句が出てくると思ったからそのまま渡した

そして昨日早速文句が出た


「大きい石が良いんたけど」

もう1つの水晶ブレスが大きい玉を使ってるので、ひけをとらない大きい石が欲しいと


アメジストエレスチャルが小さい玉だから比べると貧相だと




そして今朝、

「もっと濃い色の石無いの?」

「もっと濃くて綺麗な色で大きい玉で、菩薩が彫ってあるようなのでも良いよ」


金を出せ

金を出したら仕入れてやる


というか、

なぜブレスをつけたかったのか、最初の理由はどこいった

病気で辛いとかなんとか抜かしとっただろ

もう病気云々じゃないよね

マウントだよね

人に見せて見劣りしない

人に見せて格好つけられるもの



そうなのだよ

これなのだよ


アメジストエレスチャルとアメトリンをつけた時点で

『これは間違いなく次の要求がくる』

とわかっていたよ


だって、アメジストエレスチャルとアメトリンなんて、欲の塊じゃないか


絶対次の欲が次から次へ出てくると思ったら、

マジ早すぎるわ




君はそれで良いのか!?


と思った今までの私だったら、

これはやめておけ!人生を棒にふる気か

きちんと筋と道理を持った生き方をしろ

と言いそうになったがやめた

どうせ私の生き方ではない

と思ったのは正しかった


この人の人生にとって大事なのはやっぱり


形式

格好つけ

マウント

誰よりも上に立って目立つこと


なのだ

筋と道理の通った正しい生き方ではない

私とは全く違う

真逆

価値観と大事なものが違う



やっぱり私の正しい生き方を押し付けなくて正解だった

どうせまた次の欲が出てくる

って私の判断も正しかった


今まで私が、

こっちの方が良いから

って、やってやってやりあげてきた結果がこれ

何も変わらないじゃなくて


欲が次から次へと出てきた


あぁ、もう、関わっとられん



母はいつもこうやって他人に餌をまく

自分はこれだけしんどい

しんどいと言って周りにやって欲しいことへの餌をまいて

刈り取っていく


良く言えば囲いを作っていく

周りから固めていく

自分の言う通りに行動してくれる人で周りを埋める為の餌をまいていく


人のことを否定して

こういう時だけ利用しまくり

あなたの能力を信じてます的な態度で

自分の欲求だけ貫いていく




あぁ、もう、関わっとられん







ただの愚痴