昨夜、師匠に言われた


「今日は良い日だ」


何が と、正直思った

連日へこむこと続きだった昨夜

何かわからないが、「良い日」らしい


師匠は言った


「おまえ達が一致団結し、“ここはこう”と、4人で団結して、

ここを“乗り越えなければならない”になった日だ」





師匠が言ったこと





今まで『誰かありき』で生活していた者が手から離れ、

皆が1つになって『自分が何とかする』に切り替わった者同士が集まった

今までの苦労から考えたら、

なんとこの団結力よ と思う

が、

先の見通し立たずで落ち込んでいる

ということ



友人は今日、

落ちていく選択より自分達の命をとった



おまえも信ずる者を選んだ日

こんな良き日は二度とおきない



もう1人はおまえと友人の身を案じ、

友人に初めて詫びを思った日



もう1人も

自分の考えのいたらなさに身をおき、

自分の身を案じているのは友人なのだと初めて気付いただろう



皆、それぞれが初めての道を経験した

良い日だ

初めて誰かのことを思い、挫折を味わい、

初めて真に要らない者を選択し、真の出会いを信じ、

初めて人の為に人に貢献せんと、身を切って誰かの自分になると決意し、

それを感じて初めて自分を悔い改め、自分は思われていると感じることが出来た


皆一様にお互いに思い思われていることを自覚し、

『一人前』にようやくなった日だ

こんな良き日、めでたい日はなかろう


これは過去に無いことだ

過去に実例が無い

あり得なかったことだろう


それを受けた恩として忘れるな





そう言った





我が道 来た道は1つでなし

否応なしに授けられた道は

迷いに迷って縦にも横にも無尽に伸び

拡がり拡がって迷路より深い闇にあったけども

今夜で心入れ替えようやく1つとなった今

真に得たかった道の1つ

『己の道』が出現する

見ておけ 必ず開く




師匠より