kazu-trend流 ★波動を感じながら気ままに生きるブログ



社会福祉事業を始めるキッカケになった消息不明の東北地方の恩師。
口癖が、「地域に根ざす活動」でした。
その意志を再確認して、出来ることを考えるために、大震災から2日後の夜、私の事務所には関係する社会福祉施設の施設長らが全員集まりました。

それから僅か4日で、被災地へ送る毛布や布団が大量に集まりました。
被災していない地域の各施設が、地域の住民に呼びかけ、関係する施設合計で数千枚の寝具類を集めました。
それらを弊社の物流ネットワークで昨夜首都圏に集め、数ヶ所で分担して、全ての毛布や布団を真空パック処理して体積を小さくし、輸送しやすくしました。
全ての作業が先程午前5時に完了。
半世紀近く生きていると、この時間までの作業はさすがに堪えます・・・
これから少し仮眠を取って、本日午前中に、防衛庁時代にしかるべきポジションにいた知人経由で自衛隊の輸送便へ渡します。

東北地方は昨日から再び気温が下がっていますので、一日も早く届いて欲しいです。
各施設の職員や入所者のみなさんは本当に頑張りました。
でも、感動して涙している暇はありません。
次なるは、太陽発電機器と衛星電話です。

命懸けで福島原発の事故対応を行っている方々に敬意を表しながら、知恵と体力で出来ることを探し続けます。