「グッドモーニングショー」

いや～笑った！
そして、  泣いた（笑）

え？ どこで？

出演の俳優さんの熱演もなんだけど、所々、台詞が刺さってしまって…

あらすじ

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朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター澄田真吾（中井貴一）はある日、勝手に付き合っていると思い込むアシスタントの小川圭子（長澤まさみ）から生放送中に自分たちが交際している事実を打ち明けようと言われる。その上プロデューサーの石山聡（時任三郎）から番組の打ち切りを宣告されるなど、散々な展開に落ちこむ。さらに突然起こった立てこもり事件の犯人（濱田岳）からの要求で、澄田が現場で犯人と交渉する羽目になり……。

（シネマトゥデイ　より抜粋）

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先ずね、特筆したいのは

中井貴一さん
長澤まさみさん
のコメディアン、コメディエンヌっぷりがウルトラ凄い！！！

兎に角！凄い・・・

素晴らしい俳優さんだな〜〜とビリビリ痺れ、、

セリフ

ここからネタバレもあるかもなので、

劇場へ行かれる予定の方は、一旦ここまでで( ＾∀＾)

逃げ〜てぇぇぇぇぇ〜〜〜〜

では、入ります。

「何も残らないかもしれない。
でも、何かが生まれるかもしない。」

ある登場人物が口にする上記の言葉に

グワングワン！！揺さぶられる。。

2時間ドラマでいいじゃない？
映画でやる意味あるの？
見方を変えれば、陳腐なコメディかもしれない。
確かにそうかもしれない。
でも、めっちゃくちゃ！僕には面白かった！！

馬鹿にされても僕には面白かった！
ふっかいな～　って、
人間って、そうだよな～
優しさも、残酷さも、滑稽さも、、

人生は厳しい。
激しく厳しい。

 

「情報だけじゃ～駄目なんだよ！
商品にならなきゃ！」

このセリフも　グサッ！と響いた。

演技だけじゃ～駄目なんだよ！
商品にならなきゃ！

と、ダイレクトに言われている気がした。

そして、こんなセリフも。

「視聴者は、見るプロだ。」

かつてモノづくりを一緒にやっていた友達と久しぶりに飲む。
偉そうに（失敬！笑）
他人さまがつくった映画を上から目線で批評している。
あ～観る側の人間になったんだな～と実感した。

見えないけど、分厚い壁が見えた気がした。
それは、それで良い。

すごく腑に落ちた。

そして、思ったことは、

だから、闘いなんだ。ということ。
視聴率
観客動員数
僕らなら、どれだけ露出するか？
（そんなことより良い作品を残して行くことが本意なのだけど…）

命懸けでモノづくりをしている。
作り手ってのは、どんなに駄作と言われても必死でやってる。
つい先日、オンエアーされた番組では見事にカットされまくっていた。
瞬間瞬間！に魂懸けて撮影している。

正直な気持ちは悔しい！でも、これは、仕方がないこと。
どんなに有名な俳優であっても、付きまとうこと。

昔、可愛がってくれたカメラマンさんの言葉をふと思い出しました。

「100枚撮って1枚使えればめっけもの」

そーゆーものなのかもしれない。

あと、この作品を観て思ったことがある。

真実って、何なんだろう？

そして、
その真実を皆が見たいのか？

でも、
その真実って奴に、僕は驚愕する。
今、目の前で起きている事実は本物なのか？

真実って、本当に何なんだろう？・・・

ただ、今、言えることは、




 

「何も残らないかもしれない。
でも、何かが生まれるかもしない。」

そう信じて、

もの作りをする人間は、

これからも作り続けるのだということ。

そして、

LOVE！

これを、縁があって出逢った

ほんの少しでもいい関われた人たちへ手渡すこと。

アホウかもしれないけれど、僕はやっぱり！そう思う。

最後に、

吉田羊さんも素晴らしかった⭐︎

彼女の恩人は、中井貴一さんだという話を耳にしたことがあります。
物凄い！長い下積みの上にブレイクなさった素晴らしい女優さん。
1シーン女優だった彼女を最初に発掘して下さった方が中井貴一さんなのだそうです。

今回、夫婦役で共演…
それは、それは、嬉しかったろうな～！！

なんだか、自分の事のように嬉しく…

なんて、他人の事を気にしてる場合じゃ～ないっ（笑）

LOVE冴羽一