初めての離婚調停。

緊張していた。

久しぶりに夫に会うのも
何だか、緊張していた。

申立人と相手方の待合室は
部屋は分けられているが、
同じ階なので、鉢合わせる
事は多々あると思う。
本当にDVとかで
調停を申し立てている人は
鉢合わせるのは、
恐怖だろうと思った。


私は、離婚を申し立てられた側なので
相手方の待合室で待っていると
調停委員に名前を呼ばれ、
小さな調停室に入る。
調停委員は男女2人。


別々に入室するか、
一緒でかまわないか、
聞かれたが、
お互いに一緒でかまわないと
答えたようで

一緒の入室で話は進められた。

夫は離婚。
私は離婚しない。
と、考えが分かれた。

夫の言い分は
もう一緒にいるのは無理とのこと。

私は借金を背負わされたり
勝手に出て行き、
生活費も入れず

それで調子良く離婚とは
とてもじゃないけと
認められずにいた。

まだ、諦めたくない気持ちも
少しはあった。

お互い堂々巡りの中、
お互いもう少し時間をかけて
考えましょうと、
2回の調停は
平行線のままだった。

次回の3回目の調停で
状況はガラッと
変わる。