「何がなんでも生き抜いて見せる」

急に、そう強く思った。
なんでかな。

私たちには、今のこの状況を生き抜くだけの叡智がある
それを証明するんだ。
見せてやるんだ。

どしたのかな。
誰に?

そして、乗り越えた後の、世界をこの目で見てみたいんだ。


そう思ったら、一瞬見えた。
眩しいくらいの光が輝く世界が。人たちが。
これはこの世なのか?

あぁ、思い出した。
これを見るために生まれてきたんだった。


なんだったんだろ。