杉本健吉と親しくしていた
須田剋太の「私の曼荼羅」という画集を開いて
眺めています。
模写など試みたりして。
「私の曼荼羅」より
5. 地獄谷石佛 須田剋太模写
地獄谷石佛(石窟佛)というのは
奈良県奈良市春日野町にある石窟仏。
御蓋山から芳山へと続く春日山信仰に由来して柳生街道の滝坂道に点在する石仏のひとつ。
平安時代の作とみられ、石を切り出すための凝灰岩質の岩盤をくりぬいた洞窟の壁に、釈迦如来像とその左右に薬師如来と十一面観音、右壁面には如意輪観音、左壁面に阿弥陀如来坐像と千手観音の計6体が線刻されている。 〜Wikipediaより引用
大変古い石仏であるにも関わらず、
山道に面した所にこの壁画はあり
現在でもその当時の彩色が残っているそうです。
長い年月を経てもなお、著しく風化もせず
美しいお姿が残っている神秘。
険しい山道の先にある石仏…見てみたいとは
思うものの
現実、自分の体力に自信が無いな〜
尅太はこんな所にまで画材を持って行って
描いたのだろうか?