今日は俳句。

 

 

日本には季節を表す美しい言葉がある。

 

 

三春【耕(たがやし)】
春の一番はじめの農作業。
種を蒔いたり苗を植えたりする前に
田畑を鋤き返すこと。
昔は牛、馬をよく使ったが、
近年はトラクターなど機械化されている。
北国は雪解けを待ってする作業のため、
春の感がひとしおである。
 
 【子季語】
春耕、耕人、耕馬、耕牛、馬耕
 
 【例句】
ふり上る鍬の光や春の野ら ・杉風
耕や鳥さへ啼かぬ山かげに・蕪村
耕や五石の粟(ぞく)のあるじ皃(がほ)・蕪村
耕すやむかし右京の土の艶 ・太祗
耕に馬持る身のうれしさよ ・召波
耕すや世をすて人の軒端迄・大魯
 
 
耕やぴょこぴょこ歩く烏らよ・よしえ
 
 

ちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷ

田を耕すトラクターの後を

カラスが

ぴょこぴょこ付いて回る姿

耕した土の中にいるミミズをついばんでいるのでしょう

ゴミ捨て場のカラスは

嫌な景色なのですが

 

田んぼのこの景色を見ると

春だなぁと感じて

ほっこりした気持ちになります。

なんだか可愛らしく思えます。

 

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