2月の「集まろまい」は
まだスケッチには寒いのでお部屋の中で
「布の感触楽しもう」
素敵な布地を画材にどんな絵手紙が出来るかな?
いろいろ実験してみましょ~
おうちに眠っていた
着物の襦袢の生地を
たくさん持ってきてくださったので
その布に絵手紙をしてみました。
参考に持参したのはこちらの本。
まずは
◇薄墨を生かして
書いてみました。
王維詩 鹿柴
適度に墨のにじみがあって
面白い表現をすることが出来ました。
左上の元になった漢詩は
顔料ペンで書いてみました。
彩色は顔彩を淡い色で表から。
書いたあとはよく乾かしてから
ダイソーの接着芯をアイロンで付けると
しっかりと張りのある仕上がりになりますが
キーピングをスプレーしただけでも
それなりの張りが出ます。
◇彩色を濃くしてみる
と顔彩でも
こんな情熱的な色になりました。
平岡淳子 詩
今度は
◇裏彩色してみる
彩色をはっきりとした色にして
洋画用の平筆で大胆に裏からこすりつけて…
ひっくり返すと
こんな雰囲気に
色合いがふんわりとなりました。
せまいお部屋で
おともだちも
よべないけれど
風さん
どうぞ
いらしてね
きょう一日
わたし
ひとりですから 平岡淳子 詩
◇クレヨンで裏彩色
裏からクレヨンをこすりつけて
裏返しした布にアルミホイルを当てて
アイロンでクレヨンを溶かして布に定着させます。
こすりつけたクレヨンが
熱で溶けてふんわりとした仕上がりに。
今回、書き入れた詩は
この詩集から。優しい言葉がいっぱい詰まっています。
和紙と違って、にじみ方も繊維に向かってにじんだり
案外かすれてしまったりで
布に描くのも面白いです~
いろいろな
実験を試してみましたが
まだまだ面白いことが出来そうな気がします。
さて
3月の「集まろまい」は
暖かくなったので、スケッチへ出かけます。
矢作エリアを散策予定~
「やはぎかん」での
絵手紙展もあるので楽しみです。
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友の会07-15(2022年度)