今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
初秋【冷やか】
秋も終わりに近づき、
冬が迫ってくると肌に触れる物や
空気をひんやりと感じることがある。
この皮膚の感触が冷やか。
人のものいいや態度にもいう。
これにたいして、冬の季語「寒し」は
体全体の感じをいう。
【子季語】
冷ゆ、ひやひや、ひえびえ、下冷え、
秋冷、朝冷、雨冷
【例句】
よりかかる度に冷つく柱哉・一茶
ひやひやと朝日さしけり松の中・正岡子規
冷やかやほの明りさす空花瓶・臼田亜浪
秋冷の黒牛に幹直立す・飯田龍太
冷やかに身にしみわたる今朝の水・長谷川櫂
冷やかや朝茶の湯気の香り立ち・よしえ
湯呑み 1326/1365
雨冷えの朝ペダル漕ぐ若人よ・よしえ
また今日から雨の予報が続いて
急に寒い日が続きそうです
お天気って気分を左右しますネ。