今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
仲秋【月見】
仲秋の名月をながめ賞すること。
薄を活け、三方に団子や季節のものを供える。
月見の宴が催され、主人が客をもてなす。
酒食のほか詩歌や謡で興趣を添える。
また、松島、姨捨、石山寺など
月の名所へ多くの人が足を運ぶ。
【子季語】
観月/月祭る/月を待つ/月の宴/月の座
月見酒/月の宿/月の友/月見茶屋/月見舟
【例句】
浮世の月見過しにけり末二年・西鶴
此の秋は膝に子のない月見かな・鬼貫
賤の子や稲すりかけて月を見る・芭蕉
岩鼻やここにもひとり月の客・去来
舟引きの道かたよけて月見かな・丈草
身の闇の頭巾も通る月見かな・蕪村
美しき弧に満たされて月の宿・よしえ
月の宿 1308/1365
そわそわと東の空に月を待つ ・よしえ
今年は9/10(土)が仲秋の名月だそうですが
週間天気予報だと曇
台風の影響かあまり良さそうではありません。
大きな月をただただボーっと眺める
そんな静かな時間も秋の楽しみですね。