今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
三夏【明易(あけやす)】
夏の夜の明けが早いことをいう。
科学現象としては短夜と同じだが、
短夜は夜が短いことをいうのに対して、
明易は、明け急ぐ夜を嘆く思いが増さる。
春分を境に一日一日昼の時間が長くなり、
夏至にいたってそれが最長になる。
場所にもよるが、早いときで
午前四時頃には白々としてくる。
【子季語】
明易し、明やす、明早し、明急ぐ
【例句】
足洗ふてつい明け易き丸寝かな・芭蕉
象潟や苫屋の土座も明やすし・曾良
明け易き夜やすり鉢のたまり水・梅室
明易や花鳥諷詠南無阿弥陀・高浜虚子
すぐ来いといふ子規の夢明易き・高浜虚子
寝返りも兄の真似して明易き・よしえ
明易き 1267/1365
クレオメ(西洋風蝶草)
懐かしき再放送や明急ぐ・よしえ
子供達が幼かったころ
家族で川の字になって寝ていた。
夏は寝相の悪い兄弟は
何故だか同じようにお布団の上で回転して
同じ方向の寝姿
不思議なシンクロに驚いた。
自室でそれぞれ寝ている兄弟は
ひょっとして今も
同じ時間にそれぞれ
同じ寝姿を展開しているのかも??
✽ ✽ ✽ ✽
7/1~7/31
『小さな絵手紙展』
今年も…わたし展覧会を開催します。
決して大きな会場ではありませんが
ネットでは伝わらない紙の温度を
リアルに感じて下さい
岡崎市げんき館1F『珈琲亭はんなり』にて
〒444-0014 愛知県岡崎市若宮町2丁目1番地1
電車・バスでお越しの場合
名鉄本線 東岡崎駅下車
東岡崎駅北口バスターミナルより
「岡崎げんき館前」停留所下車(真前)
月曜日定休
9:30〜17:00
岡崎げんき館「珈琲亭はんなり」