今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
三秋【身に入む(みにしむ)】
秋の冷気やものさびしさが、
身に深くしみるように感じること。
秋の冷やかさとともにつのる
ものさびしさをあらわす言葉。
【子季語】
身に沁む
【例句】
野ざらしを心に風のしむ身かな・芭蕉
鳩の声身に入みわたる岩戸哉・芭蕉
身にしむや宵暁の舟じめり・其角
身にしむや亡き妻の櫛を閨に踏む・蕪村
身に入むやからすが鳴いたくもり空 よしえ
身に入む 989/1365
今日は風の強い日でした。
窓の外では空が曇って
風に枝が揺れていました。
ふと寂しがり屋の
烏が遠くで鳴きました。
友達を探しているような声でした。
なんだかちょっと寒く思えて
熱いお茶をいれて
ホッと一口。
烏は誰かに会えたかな〜
急激な寒さで
家族全体が風邪気味。
もう少し
ゆっくりと冬になってほしいですね
友の会07-18(2021年度)