今日の

スケッチサークル『集まろまい』は

雨が激しいので

スケッチではなくて…目習い。


こちらの展覧会へ

 

明治から大正にかけて華々しく活躍した、渡辺省亭(わたなべせいてい)(1852-1918)の初となる大規模な回顧展です。省亭は日本画家として初めて渡欧、ドガをはじめとした印象派の巨匠と交流した経験を持ち、繊細で洒脱な花鳥画が海外で高く評価されました。一方国内でも、迎賓館赤坂離宮(国宝)花鳥の間を飾る七宝額の原画を描くなど実力が認められていました。しかし明治30年代以降、次第に画壇と距離を置いたため、展覧会で紹介される機会が少なくなってしまいました。本展では海外からの里帰り作品を含め、これまであまり知られてこなかった個人コレクションを中心に、省亭の全画業を紹介します。 〈岡崎市美術博物館ホームページより〉



前期展示:5月29日(土)から6月20日(日)

後期展示:6月22日(火)から7月11日(日)


渡辺省亭 欧米を魅了した花鳥画 

 

 

現在、岡崎市美術博物館で開催しています。
とても丁寧で繊細な筆致。
そしてその繊細で精巧な鳥や蝶とは対照的に
背景の描写は大胆だったりぼかしてあったりと
メリハリの或る表現が印象的で
深い観察力に目を見張ります。
日本の花鳥風月の豊かさと渡辺省亭の技術力に
ヨーロッパの芸術家達も魅了されたのが頷けます。
是非とも本物を目にしていただきたい展覧会でした。
 

そして…

午後は記念講演会

にて更に深いお勉強です。

講師は明治学院大学教授の山下裕二先生。

待ち時間の間に人物スケッチ。

 

 


 

スライドで絵の中に描かれている風景や

絵のルーツなどについて

伊藤若冲の絵と比べながら

渡辺省亭の魅力についてのお話。

山下先生のお話はとても面白く

自分が見逃していたポイントを

もう一度絵を見直したくなるほど、

あっという間の90分でした。 


今日は本当に心が豊かになる

贅沢時間を過ごさせて頂きました。

素晴らしい作品を

鑑賞して一緒に学べる機会を得ることが出来て

本当に感謝の1日でした。




来月の集まろまい

今度は

豊橋市美術博物館

『ANIMALS  in TOYOHASHI  三沢厚彦』展

可愛らしい動物の木彫彫刻でのスケッチを

楽しみます。

 

 

ホームページ  

yoshie's gallery

https://kazu-moto.amebaownd.com/

 

      

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