今日は俳句。

 

 

日本には季節を表す美しい言葉がある。

  

初夏【牡丹】
花の王といわれる中国渡来の花。初夏、白や紅、黒紫など芳香のある大輪の花を咲かせる。花の姿は華麗で、寺社の庭園などで観賞用に栽培されてきた。漢詩人、なかでも白楽天が好んで詠んだ。俳句でも牡丹の名句が多く詠まれているが、画家でもあった蕪村にとりわけ多い。奈良の長谷寺、当麻寺が牡丹の寺として有名。
 
 
【子季語】
 ぼうたん、深見草、富貴草、白牡丹、牡丹園
 
【例句】
牡丹蘂ふかく分出る蜂の名残哉・芭蕉
いにしへのならの都の牡丹持・其角
牡丹散つてうちかさなりぬ二三片・蕪村
牡丹切て気の衰へし夕かな・蕪村
閻王の口や牡丹を吐かんとす・蕪村
 
 
 
壷牡丹愛犬トムの座る横
 
 
『牡丹』1975 杉本健吉画 模写 851/1000

 

 

ちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷ

 

 杉本健吉は大変牡丹の花を好んで

絵に書いている。

何度も何度も牡丹の花を描いている。

牡丹の花を籠に入れて

その花が枯れるまでも描いている。

 

牡丹の花を自宅に植えて

雨が降った日には

牡丹の花に娘の傘をさしてあげるほど

愛情を注いでいる。

牡丹の花の横に愛犬トムが

座っている絵もよく描いている。

どちらも、

健吉さんの愛したモノ達である。

 

 

 

〜閉館前に杉本美術館へ行ってみませんか〜

 

 

 

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