今日は俳句。
日本には季節を表す美しい言葉がある。
三春【春疾風(はるはやて)】
春の烈風のこと。
冬の西高東低の気圧配置がくずれ、
低気圧が東海上に抜けるにともなって
荒れた天気となり、ときには嵐となる。
【子季語】
春荒、春嵐、春はやち
【例句】
音にのみ明けゆく春の嵐かな・一萍
春疾風火を抱き窯まくれなゐ・長谷川櫂
春疾風制服の群れ駆け抜けて
春疾風 746/1000
台風の様な
強風が吹き抜けて行きました。
歩いていた
女子高生のスカートを
襲い
制服の群れから
声があがります。
春の嵐は
容赦なく。
間もなく制服を卒業する
彼女らを
荒々しく激励しています。
かつては自分もそうであった
とても若く眩しく輝く
時期(とき)ですね。
友の会07-20(2020年度)
春の音みつけた。