高速バスに乗り込んだ朝。

目的地は

杉本健吉さんも何度となく通った

という東大寺。

 

ずっと行きたいと思ってた奈良です。

あっという間に

バスは奈良へ到着しました。

 

そして、まずは鹿達のお出迎え。

この鹿はまだ、子鹿。

人懐こくって近くで見ても可愛らしい。

 

 

そして、向かうは国宝南大門。

 

南大門前でまず出迎えてくれたのはこの石碑。

 

この石碑の字は

書家の榊莫山先生です。

この世界遺産の碑の字だけではなく、

東大寺で行わている写経の手本も

榊莫山先生が書かれているとのこと。

東大寺のHPより

 

まずは、スケッチ最初の一枚。

 

 

南大門に到着。

下から見ると確かにすごい迫力!

 

国宝南大門

現在の門は鎌倉時代、重源上人が再建したもので、

鎌倉再建の大仏殿の威容を偲ばせる貴重な遺構。

1199年に上棟し、1203年には門内に仁王像も竣工。

入母屋造、五間三戸二重門で、下層は腰屋根構造。

屋根裏まで達する大円柱18本は、21m、

門の高さは基壇上25.46m。

大仏殿にふさわしいわが国最大の山門。

【東大寺HPより抜粋】

 

 

そして

南大門の中にある

これが仁王像。

本当に大きな像で昔の人々がどのように作ったのか?

不思議に思える大きさです。

 

南大門を抜けて

先ずは

東大寺ミュージアムに。

 

薄暗い中に国宝や重要文化財の彫刻などが

照らし出されて

その彫刻の細部もよく見ることが出来ます。

 

 

 

パンフレットより 国宝 四天王立像

 

 

厳しい表情の四天王立像の正面に立つと

じっと見つめられている気がして

ドキッとします。

 

 

 

吉祥天立像  本当はもっと美人さんです。

 

暗い中でのスケッチを終えて。

いざ大仏殿へ

 

 

これが中門です。

この左側から大仏殿へ向かいます。

 

大佛殿のこの景色を見ているだけで

なんだか

とてもありがたい、平和な気持ちになれますね。

 

国宝大仏殿

創建から2度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建。

江戸期には柱とする材が調達できず、

芯となる槻(つき)を檜板で囲い、鉄釘と銅輪で締めて柱とした。

創建時に11間(けん、86m)あったが7間(57m)となった。

現在でも世界最大級の木造建築であるが、

往時の壮大さがうかがえる。

 毎年、8月15日の万灯供養会の夜と

大晦日から元旦に正面唐破風(からはふ)下の観相窓が開かれ、

大仏尊像のお顔を外から拝しながら新年を迎えることができる。

【東大寺HPより抜粋】

 

 

さて、いよいよ

大仏殿の中へ…東大寺②に

続きます。