今日は俳句。

 

 

日本には季節を表す美しい言葉がある。

 

 

 

仲秋【曼珠沙華】
曼珠沙華は天界に咲く赤い花を表す梵語。
秋、田畑の畦や土手に咲くヒガンバナ科の多年草で
群生する。墓地の近辺にみられることも多い。
 
【例句】
 

まんじゆさげ蘭に類ひて狐啼く  蕪村 

仏より痩せて哀れや曼珠沙華  夏目漱石

かたまりて哀れさかりや曼珠沙華  田中王城

 

 

 退院の声 嬉嬉として 曼珠沙華

 

没骨法にて  曼珠沙華 592/1000

◆笑い仮面さんからの講評

これは、いい句ですね。
おともだちでしょうか?
長い入院生活を終えた喜びが、みちあふれていていいですね。
季語《曼珠沙華》を、こういうふうに
喜びとともに詠んだ句は少ないと思うので、
よけいに新鮮でした。


ありがとうございます。

まだまだ回復が遅くなりそうと
聞いていたので
喜びの電話に驚きました。
その報告に私も安堵したので…
健康の大切さをしみじみと感じます。


ちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷ

 

入院をされていた方から

退院の目処がついたので…

と、病室より報告のお電話がありました。

声にも力が戻ってきていて

その喜びが声にも溢れています。


ご本人も大変だったでしょうが

このコロナ禍のなかで

面会や荷物の交換に病院へ訪れていたご家族も

バタバタと忙しそうでしたから

ほっとした事でしょう。


少しの間に

ずいぶん、秋らしくなってしまいました。

病室では季節を感じる事も

あまり無かったでしょうから

外界に出て時間の経過をしみじみと感じて

改めて景色を新鮮に感じるのでしょうか。


秋は

鮮やかな色に満ちています。

 

 

絵手紙ランキング 

友の会07-22(2020年度)