今月も『集まろまい』は

スケッチではなく

学びの時間ということで

本日は室内で…こんな感じのものを。

 

 

波 574/1000

 

 

どんなふうに

描いたのか…?

この白抜き剤「わんぱう」を使います。

「わんぱう」の白い粉を少し濃いめに溶いて

 

 

半紙に筆で文字などを描きます。

この時点では

半紙が水でぬれたような状態。

(半紙の隅に表の印をつけておきます)

 

それをしっかりとドライヤーなどで

完全に乾燥させます。

これがしっかりと乾いていないと

きれいに白抜きができません。

 

そして半紙の裏側から

顔彩や墨などで色を全体につけていきます

↓(裏彩色)

 

うっすらと先ほど描いたものが白く見えます。

これを裏返すと

 

  「牛」の象形文字

 

こんな感じに白く色が抜けます。

 

裏彩色ほどきれいに抜けませんが

画仙紙のはがきなどに描いた文字の上から

顔彩をぬると

「波」のはがきのような表現もできます。

 

 

そして…

もう少し「わんぱう」発展編

 

これはお手本。

 

ちょっとしっかりとした和紙を準備します。

はじめに、表側にいろいろな色をつけて

しっかりと乾かす。

 

次に表側に「わんぱう」でお好みの字を書く

(この時点では描いた文字がわかりません)

それをまたしっかりと乾かす。

 

最後に裏側から一気に墨をたっぷりと

塗りこむ。

裏返すと「わんぱう」の部分だけ

カラフルに色が残ります。

「 あるけばきんぽうげ

   すわればきんぽうげ  山頭火句 」

 

 

色の塗り方次第で

こんな感じにもなります。(ほかの方の作品)

 

紙だけでなく

布にも応用可能だそうです~

まだまだ

いろいろな使い方ができそうです。

 

とっても不思議で楽しい時間でした。

 

 

使ったのはこちら

 

 

 

来月は

またまた、新しいことに挑戦~

の「集まろまい」にわくわくがいっぱいです。

 

 

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