NHKの朝イチに
絵本作家の浜田桂子さんが
出演されていました。

「へいわってどんなこと?」
という日・中・韓 平和絵本についてのお話でした。


表紙は見た事がありましたが
「へいわ」というキーワードに子供達にとって
難しいのでは?と思って
手に取ったことが無かったのです。

テレビの中で少しだけ、浜田さんが
絵本の読み聞かせをしていました。
ちょっと「へいわ」という言葉の
ハードルが下がった気がしました。


中国や韓国、北朝鮮の子供達が
キラキラした瞳で絵本を見つめていたというお話にも
とても心打たれました。
日本の子供だけではなく、世界の子供にも
スーっと染み入るように話が入っていき
絵本を通じて人間と人間の関係での
忘れてはいけない大切な所を
お勉強という形ではなく
絵本という親しみやすい形にして伝える。
素晴らしい事だなーと思います。

国と国という大きな世界のコトだけではなく
同じ日本の中でも、人と人でもあるコト。

相手を思いやる気持ちや行動。
それを
子供だけではなく大人も忘れてはいけないと
思ったりします。
時には意見の違いなどで
自衛の為に対立する事もあるでしょう。
しかし、違いを攻めるのではなく
違いを理解する事で戦争に至らない道が
あるのではと思います。

その気持ちを
みんなが持つことで
少しずつ世の中が変わるといいなと思います。

浜田桂子さんはとてもとても素敵な方で
是非とも
この絵本を読んでみたい!と思ったのでした。


童心社のホームページより
浜田桂子さんの言葉

私は希望を持っています。
どんな人とも心はつながると。

平和、平和と私たちは口にします。
でも平和とはいったいどんな状態をいうのでしょうか。
もちろん、戦争が起きていないことでしょう。
でもそれだけではない。
人間として生まれてきた命の尊厳が守られなければ、
平和とはいえないと考えます。
そんな思いをこめて
「きっとね、へいわって こんなこと」
と、一場面、一場面、具体的な情景を表現しました。
身近な日常から平和の姿をはっきりさせ、
もしそれらが実現していないとすれば、
なぜなのか、どうしたらいいのか、考えたいのです。
平和はあちらから来てくれるものではなく、
能動的に作っていくものです。
武力ではなく、知恵と勇気で。

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