さて、3連休もあけて
本格的に3学期がスタートした
読み聞かせボランティアです。
読み聞かせの日 2-4
お正月気分を少し楽しめる
落語絵本をチョイスしてみました。
①「落語絵本 はつてんじん」
作 川端誠 クレヨンハウス
天神様のといいますのは、
菅原道真公のことでして、
その天神様をまつってあるお宮が天満宮です。
そして、
新年になってから、
天満宮へはじめてお詣りに行く事を
初天神と申します。
とくに二十五日は
天神様の縁日ですから
一月、二月の二十五日などは
大勢のひとが、お詣りにでたそうで…。
「おーい、羽織をだしてくれ」
という感じでお話が始まっていきます。
お正月に落語をテレビとかで見た人〜?
という質問では
落語?という反応でしたが
金坊とおとっつぁんのとぼけた会話に
子供達も
次はどうなる?と言わんばかりで
話に釘付けで、最後のオチにも
反応は上々でした。
お正月にはこんな絵本もいいですね〜♡
落語絵本 三 はつてんじん (落語絵本 (3))
1,540円
Amazon |
少しだけ時間があったので、
②「かばくん」
岸田衿子 作・中谷千代子 絵 福音館書店
朝寝坊のかばくんと
少年がカメくんを連れてお散歩。
「おきてくれ かばくん
どうぶつえんは もう11じ
ねむいなら ねむいと いってくれ
つまらないから おきてくれ」
優しい語り口調と
多くは語らないけれど
その一言一言の合間に流れる
かばくんのゆったりした時間。
そして。一日が終わっていきます。
シンプルで詩的な文、やさしいタッチの絵に
いろいろな想像をしながら
聞いてくれました。
早い語り口調の落語と
ゆったりしたかばくん。
対照的な二冊でしたが
どちらも、それぞれの良さがあり
子供達も楽しんでくれていました。