今日は俳句。

 

 

日本には季節を表す美しい言葉がある。

 

 

 

晩秋【黃落(こうらく)】
 広葉樹が黄色く色づいて落ちることをいう。
欅やくぬぎ、ぶな、銀杏など、
日を浴びながら落ちるさまは美しい。
 
 
【例句】
 

 黄落に昂ぶりて妻瞬くや・林徹

黄落や仏の膝に深き影・関森勝夫

 一塊の雲黄落を諾へり・加古宗也

納骨や黄落極む本願寺・大橋敦子

 

 黄落や校庭響くリコーダー よしえ

 

黄落 996/1365

 

久しぶりに読み聞かせに出向いた

小学校。

その校庭には大きなイチョウの木が植わっていました。

ずっとずっと

この学校を見守ってきたイチョウの木。

青空の真っ黄色が映えて

 

暫く眺めていると

どこかからリコーダーの音が聞こえてきました。

もう授業が始まったようです。

 

普通の日常が

少しづつ取り戻されつつあることを

嬉しく感じる柔らかな音楽でした。

 

ちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷちゅーりっぷ

 

イチョウの木って

本当に

難しい~

 

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