夏休みも終わり

きょうから

小学校の読み聞かせも始まります。

 

3年生は校舎の3階に教室があり

昨年までは廊下に賑やかな声が響いていましたが
今年はちょっと様子が違います。
 
全教室にクーラーが設置されたので
廊下で遊ぶ子はいません。
教室の扉も窓も閉められて、廊下はちょっと静かです。
教室に入ると
いつもの元気な顔が…少しこんがり焼けています。
 
 

読み聞かせの日 3-1

①カバンうりのガラゴ
 島田ゆか 作
 文渓社 

子ども達の大好きな「バムとケロのシリーズ」

を描いている島田ゆかさんの絵本。

 

カバン売りをしているガラゴのお話。

この絵本の季節はちょうど今時期。

夏の終わりから秋へ向けての絵本です。

最後にウサギ、月というキーワードが出てくるので

さりげなく

お月見を連想させてくれる一冊です。

 

島田ゆかさんの絵本は

どの子も大好き!

夏休み明けで怠い体の子ども達も

しっかりと目を見開いてガラゴと一緒に

この本の世界を旅してくれました。

 

かばんうりのガラゴ かばんうりのガラゴ
1,404円
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②ふしぎなナイフ

中村 牧江 作 / 林 健造 作 / 福田 隆義 絵

福音館書店

この本は見る絵本。

なので幼児から大人まで楽しい絵本です。

 

ふしぎなナイフという題から分かると

思いますが…

この表紙に書いてあるナイフが

いろいろな変形をしていきます。

 

子ども達は頁をめくるごとに「次はどうなる?」

とワクワクしながら

最後の頁まで楽しんでくれました。

最後の頁がまたとても爽快なので、

以前に読んだことのある子も十分

楽しんでいました。

 

ふしぎなナイフ ふしぎなナイフ
972円
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③はなのあなのはなし

 やぎゅうげんいちろう 作

 福音館書店

これはちょっとかがくの話ですが

ちょっと汚い話。

男の子も女の子も

「いや~」といいつつも

やぎゅうげんいちろうさんの面白い絵と語り口に

引き込まれていきます。

絵本の途中で

「はなのあなをよみてのひとにみせてごらん」

という文があり、

みんなが一斉に上を向いてこちらに鼻の穴を見せてくれました。

(結構これが面白い。)

読み聞かせという場面を考慮してくださっているのも

この本のすてきな所。

3年生くらいだとこういうお話も

しっかり理解できますね。

 

これは

本当にみんなが楽しんで(かなり盛り上がってくれました)

からだのしくみを絵本で学べておすすめです。

 

 

 

 

さて、

また子ども達から元気をもらって

2学期も読み聞かせを楽しみましょう。

 

 

クーラーが効いていて心地良い教室でした。

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友の会07-22(2018年度)